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ベテラン選手という安定を取るか、価値が上がる可能性がある若手を獲得するか

こんにちは守屋です。

サッカークラブに限らず、人材の確保の優先度において

「人材の育成に力を入れるか」or「実績のあるベテランを高い金額で獲得するか」

という悩みは尽きないものです。

育成とベテラン獲得のメリット・デメリット

人材育成は最初の段階では価値が低いものの、成長次第では大きな結果をもたらすという恩恵を受ける場合があります。

また組織のメソッドの理解度も高いので成長してからは手間がかからない場合が多いです。

ただ、デメリットとして、途中で芽が育たない場合(退社、転職、挫折)もあり、時間と労力を考えるとコスパは悪いかも知れません。

一方、すでに価値あるベテランを獲得することは、結果をある程度予測できる安定感をもたらしてくれます。

また、すでに自分のやるべき仕事への理解度も高いために時間も労力も最小限で抑えることができます。

ただ、価値が高いために支払う報酬も高くなってしまい、組織に愛着が無い場合も多いため、別の組織から求められた場合、需要のある場所に移動するのも早かったりします。

育成は継続。ベテランの獲得は臨機応変に。

育成に関して言えば、どんな組織であっても継続して続けることが必要です。

なぜなら組織は生き物であり、新たな人材が新しい命を吹き込んでいかなければ好循環をもたらしてくれないからです。

事業で考えた場合は、「開発費」を削ってしまい既存の事業を成長させることだけに時間と労力を費やせば、時代の流れやライバルによってシェアを奪われたときに一気に崩れる可能性が出てきます。

その為、多くの企業では開発費、もしくは社員が事業と関連のないことへ取り組む時間を費やすことを許容しているところも多いです。

ベテランの獲得は組織の状況にもよりますが、予想する未来が危機に陥る可能背が高い、もしくは時間をかけずに結果を短期で出したい場合に有効となります。

たとえばベンチャー企業のスタートアップは若いメンバーで勢いよく取り組んだとしても、成長期に差し掛かるあたりで、一度伸び悩んできます。

そこで実績のあるメンバーを組織に加えることで、気付かなかった課題を見つけて修正し成長速度を上げてくれます。

実績のある人にとっては過去に通ってきた経験なので、今後どうなるのかを詳しくアドバイスできます。

しかし、実績者揃いになってしまえば今度は安定度が強くなり、新しいことへの挑戦スピードが緩やかになってしまいます。

そのため、若手とベテランの好循環を生む組織こそ常に進化し続けることができます。

もし組織において、てっとり早く結果が欲しいと思ってベテランを集めてしまうと、最初はいいものの、自分の理想とは程遠い組織の形になってしまう可能性があります。

逆に時間をかけて若手を育成に集中すると長期視点では価値を高めてくれますが、短期では結果を出すことが難しくなります。

置かれている状況にもよりますが、どんな人材が必要かと考えたときは、長い目で見るか、それとも短期の結果を必要としているかを判断して行動することをお勧めします。


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