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「ひとりビジネスの教科書#007」思い込みがビジネスを邪魔する

今日のお話しは思い込みがビジネスの邪魔をするいうお話です。

ビジネスをしているといろいろ考えることがたくさんありますよね?

考えるときにある答えを導いていくための源泉となるものは自分の知識や経験によるところが大きいです。これは当たり前の話ですがその知識や経験と言うのはその人が今までの価値観や信念に基づいて培ってきたものにほかなりません。

確かに今までの人生で様々な経験を経て得た考え方や知識なんですが、人は完璧に正解なんて知ることはできません。あくまでその人の視点・観点なのです。悪く言うと思い込みと言うものが発生しています。

例えば集客。起業時に集客には「SNS使わなければならない」あるいは「10代はFacebookをやっていない」

果たして本当にそうなんでしょうか?

集客の方法はSNSを使わなくてもたくさんありますし、10代がFacebookを全くやってないと言うわけではありません。

自分のビジネスのターゲットとする世代や特性に属する人がどこにいるのか、これをしっかりリサーチすることが大事です。

しかし1人で考えているとそのリサーチにも偏りができるし、やはり思い込みと言うものが邪魔をして、ほかの考え方に行きつかないことが多いです。

そこでやはり大事なのが人に相談することです。

相談すると言うのはなかなかタイミングや環境によるものが大きいですが、自分の身の回りでビジネスをやっている人に素直に相談するのもとても大切です。

あくまでもその人は「その人の知識と観点で話してくれる」でしょうから、ある意味それもその人の思い込みかもしれません。

けれど自分には無い視点・観点を取り入れることで自分の枠はきっと広がるんじゃないでしょうか。

そうやっていろんな人の話を聞いたり、知識を吸収することで自分の思い込みの枠がどんどん広がっていく、そんなふうに思います。

ただしここで気をつけなければならないのは、

自分のビジネスの方向性をしっかりしておく


と言うことです。
何のためにそのビジネスをやっていて、何のために人の意見を聞いているのか。

ビジネスの先輩や人生の先輩から話を聞くと言うのはそれだけで非常に貴重でとても良い意見がもらえることが多いですけれど、それによって自分がやろうとしたことにぐらつきが出たり、方向性を見失ったりそんなふうに逆に迷走してしまう。
個人事業主の人は特に周りの人の意見を参考する事は大切ですが、意見に影響される事はなるべく少なくしたいそんなふうに思います。

何のためにビジネスをやっているのか、柔軟かつ芯のある考えで意見を取り入れるところは取り入れて、良いアイデアをどんどん形にして自分のやりたい世界を広げるために、どんどん進んでいってほしいと思います。

【今日のまとめ】
■自分の知識・経験だけでは考えに思い込みが生まれる
■幅を広げるために他人に相談することは大切
■その反面、自分のやろうとしていることにぐらつくこともある
■柔軟に取り入れるところは取り入れるが芯はブレないようにする

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