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ダイオードの電気特性について知ろう!

今回は、ダイオードという電子部品についてお話していきます。


ダイオードの特徴

1つの方向にしか電流が流れない

ダイオードは、電気の流れを一方通行にする電子部品です。

アノード(A)からカソード(K)の向きにだけ、電流が流れます。

この向きを順方向と言います。

「あっち(A)からこっち(K)に流れる」

と考えると覚えやすいかもです。

逆に、カソード(K)からアノード(A)に流れることはできません。

これを逆方向と言います。


実際の部品には、白い帯でカソード側が示されています。

その反対側がアノードです。


実験してみる

ダイオードが一方通行であることを確かめてみましょう。

写真のように、LED回路の手前にダイオードを入れました。

まずは正しい向き(A→K)にセットしてあります。

これで電池(単三×2)を入れてみます。


ちゃんと光りました。



次に、先ほどとは逆の向き(K→A)でダイオードを挿しました(※)。

さっそく電池を入れてみます。

※部品が壊れる場合がありますので、マネしないでください。


光りません。

つまり、逆方向だとダイオードより先には電気が流れていかず、LEDが光らないということです。

これで、ダイオードの一方通行の特性が確認できました。


おわりに

今回は、ダイオードについてお話ししました。

大事なポイントは、

  • 1つの方向にしか流れない

  • あっち(A)からこっち(K)に流れる

です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回はここまで。

おわり。

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