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トランジスタの役割とは?

今回は、電子回路でも代表的な部品「トランジスタ」についてお話していきます。

厳密に考えると難しいのですが…かいつまんで簡単に説明します!



トランジスタとは

※部品によってピンの配置順は異なります。

これがNPNトランジスタ(※)です。

ベース、エミッタ、コレクタの3つの端子を持っている電子部品です。

※NPNとPNPの2種類があります。基本はNPNでOK。


例えばベースにちょっとの電流を流すと、コレクタからエミッタに向かって大きな電流が流れます。


ベースに電流を流さなければ、コレクタからエミッタには電流が流れません。

そんな電子部品です。


トランジスタの使用例

例えば、こんな回路ができます。

トランジスタの上に抵抗とLEDを接続しました。


同じくベースに電気を流すと、コレクタからエミッタに向かって電流が流れます。

その電流はLEDも通るので、LEDは光ります。


逆にベースに電気を流さないと、LEDは点灯しません。


イメージの話。

まとめると、

  • ベースに電流を流す → LEDがオン

  • ベースに電流を流さない → LEDがオフ

となり、トランジスタがスイッチのような働きをします。

これをスイッチングといい、トランジスタの重要な役割の1つです。

電気信号を増幅することもできます。今回は省略します。

おわりに

今回は、NPNのトランジスタについてお話ししました。

ポイントとしては、

  • ベース・コレクタ・エミッタの3つの端子がある

  • ベースに電流を流すと、コレクタ→エミッタに流れる

  • スイッチのような使い方ができる

です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回はここまで。

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