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焙煎モニターZEN2 使用レポート

焙煎温度モニターを使い始めたわけ

もう珈琲焙煎を趣味ではじめて20年近くなるだろうか
まあ マチュアの小ロット焙煎 下手な横好き 下手な鉄砲数撃ちゃ当たる
一日でなんパッチもでかいマシンで焙煎するプロの方はホント尊敬しかない
最初のうちはシティの焙煎ができれば満足
金網だろうが電気式だろうがサンプルロースターだろうが
大体15分を目処に、1ハゼがなったら少し火を弱めて
2ハゼ後しばらくすれば完成
眼と鼻と経験とカンで ハズレもあったけどなんとかなったし
温度計もつけていたけど ログを取るまでのことはなかった
それでも当時はそんじょそこらのお店で買うより美味しかったと思う
(今は良い焙煎カフェが増えたよね)

だが最近は歳のせいか浅煎りが美味しく感じる(!)
浅煎りにチャレンジはするが 上手くいくときの振れ幅が大きい
耳と眼だけを頼りにしてた焙煎だと 一ハゼが聞こえるときには
もうすでに勝負はついてる
豆の産地、水分量、品種でも 浅煎りだと影響力は大きく関係してくる
あぁ 温度変位のログが見たいな〜
ログをいっぱいコレクトするつもりはないけど 過去のうまく行った参考の火加減をトレースしてみたいな〜

と彷徨っていたら ああドンピシャの物があるではないか
URACATA コーヒー焙煎用温度モニターZEN(V1.4)

PCにデータ取り込まなくても スマホのカメラで画面を撮っておけばログ記録OK
ありがたや!

ZEN2だって! なんかいろいろできるぞ モニター 喜んで!

てなわけで 失敗した よそ見焙煎のデータ画面もxの方にあげていたのが
開発者様の目に止まって "だんな〜 へへ いいものありまっせ ちょっとためしてみまへんか〜”(そんなに怪しくはない きがする)

おお 過去ログのメモリ登録などできるだと!
試してみたい やりたい おねがいします
でやってきたのが今回のマシンです
取り扱い説明YouTubeではZEN2 だって!

(X (@CoffeeMt) の 今日のコーヒーლ(´ڡ`) や 本日の焙煎 は自分への記録用の意味が大きのだけどツィッター時代に比べて過去発言検索が弱くなった気がして どうしようか迷い中)

KARDI フール ちょっと改

ZEN2の一目見た感じ

1 ボタン

ボタンがいっぱいある! 
各ボタンに名前はないけどリセットを除けば5つ 僕の指も5本
はたしていろいろ覚えて使いこなさいといけないのか
仕事で使っているカメラもやたらとボタンがあって困っているのに…

なんて思ったたけど 杞憂に終わった
このボタンのお陰で使い方が簡単になっている!
下手にボタン名称をつけると かえって混乱するかもしれないね
YouTubeの説明を2~3回みたらカエルでも納得
一回使えば ほぼ使いこなしてた

コネクタ 変えよう…

2  ダブルセンサー

センサーの差し込みが2つ!
一つは豆の中に突っ込んで もう一つは排気温度を測ると良いのではないか とのこと
現在使用している KARDI フール は大した排気用の煙突もないので
とりあえず豆の投入口あたりにセット これは後でもう少ししっかりととめたいところ
あと焙煎機上部にスリットの穴が空いているのだけど ここは釜全体の温度を上げたいため 半塞ぎ状態に改造しているのでここに温度計はないかな
正直 やってみるまで 排気の温度が見ることができる 効果がよくわかってなかったけど
ガスの火加減がダイレクトに変化するのがわかる
これは面白い 
予想がつきやすい と言っていることがわかる気がする
こんど金属のプローブを探してみようか(ちゃんとしたコネクターも買おう(笑))

2つ目センサー位置 ガス火の影響は直接は受けないけど 釜内部からの排気の温度はわかるかな?
一本目はずずいっと奥まで

3 microSDカードスロット

影に隠れるように こそっとmicroSDが差し込んである
当然 指で押すとびよ〜んと飛び出して床に落ちる お約束どおり
1LOGがどうも20KBいかないぐらいの容量なので 
32GBもあったら一生ものではないのか

焙煎はじめ!

データをダイレクトに脳内にジャックインできないのは残念だけど
(がんばれイーロン)(がんばれ公安9課)
なんと各ボタン色で焙煎が記録できるとのこと
浅煎り(シナモンハイ)用を 赤ボタン
中深煎り(ミディアムハイ)用を 青ボタン
エスプレッソなどの深煎り(フレンチイタリアン) 黄色ボタン
に振り分けよう と心のなかで決める
決めたはいいが まずはお手本焙煎をやってみて登録しないと

ということでエチオピアGERSIを焙煎
排気の温度グラフがかっこいい なんて見た目で感動してしまう
スタートがちょっとつまづいたが とりあえず焙煎終了
このグラフを赤ボタンの長押しでメモリー っと
あれ
WAIT の表示が出たままだ 保存できていない

気を取り直して
二回目の焙煎 エチオピア DUMERSO
今回は先程より浅めで シナモンまではいかないけど
浅煎りミディアムくらいかな
温度グラフがリアルタイムで見えるとほんとやりやすい
160度までは 10秒温度上昇を3~4度上がる感じで
(RoRグラフ 赤い棒とオレンジの棒)
160度過ぎてから火を弱め 10秒温度上昇を0~1度上がる感じ
ガスの火加減が第二センサーのグラフにダイレクトに記憶されてる
一ハゼの一音がきたら 白ボタンでマーク
5つハゼの音が聞こえたら緑のDTRボタンを押す
浅煎りの場合 2ハゼの音は聞かないであげるので
その時の室温 豆の乾燥でちがうのだけど
DTR10ぐらいで火をとめて おしまいにする感じかな
グラフではDTR数値はもう少し先までいっている

で ああ二回目も長押しで保存できない

一回目はzenモードがいけない原因かなと思い
二日目は赤ボタンモードで記録開始したのだけど
むむ
ってことでカードを抜いてMacくんに突っ込む
(機材 Mac Studio M1 MAX macOS Sonoma14.3)
0LOG フォルダーには焙煎したと思われるデータが番号順ですべて記録されている
1FIX には薄い文字でファイルがあるが 記録されてない
ので 0LOG から該当と思われるファイルを 1FIX へコピペして入れてみた
カードを戻して 赤ボタン起動すると
おお 二回目のグラフが表示されてるではないか!
で三回目はそのグラフを参考に焙煎
ボタン長押しで記録 片付けをいろいろしているうちに できた!
四回目はミディアムハイの焙煎を黄色に無事登録
登録に時間はちょっとかかる気がするが
一回目、二回目の記録はもっと待てばよかったのか??

WAIT画面
Windowsならちゃんとグラフ化してくれるソフトも作っているらしい


とりあえず 今日の焙煎は終わり

すごいな こんな作れちゃうなんて
要望など ちょっとまだ思いつかないので 次の焙煎してから考えます
記録できなかった のは 僕の短気のせいか
始める前にMacでカードを覗いてみたので 余分なファイルごにょごにょがついてしまったのか とも思ったけど
その後開発者様からのお返事が来て 記録コピーにちょっと時間がかかるとのこと(二分程度)
そう 短気がいけない 短気は損気 byドラえもん

たのしい ありがとう!

#焙煎 #珈琲 #coffee #コーヒー #URACATA  #ZEN


え〜! 豆大福買っていいんすっか ありがたやありがたや