最後までやり抜くために
本日で45歳になりました。
気持ちを新たにさらに前へと進んで参りたく。
けれども斯様な気概に対して、目の前に散在する障害は一筋縄ではいかず、毎日頭を悩ませながら、日々自分にできうることをやり続けているという感じです。
昨年ふたつに増えてしまった持病に関しては、どうにか騙し騙し付き合っている感じ。
どちらの病気も今後、悪くなることはあっても良くなることはないと言われているものなので、せめて悪くなるまでの時間が少しでも延びてくれるよう、あれこれ工夫をしながら生きるようにしています。
一方、生活収入に関しては、日を追うごとに悪くなっているというのが正直なところです。
執筆業のほうはまだしも、拝み屋の業務に関しては体調の悪化を招かないように仕事をしているため、どうしても以前と比べるとフットワークは重くなってしまい、それこそ死に物狂いでスケジュールを埋めていくような無茶は、なかなかできなくなってしまいました。
それに加えて先月お知らせした、30万円という理不尽な請求という問題もあります。くわしくはリンク先の記事をご覧ください。
絶望は人生の気つけ薬|郷内心瞳 (note.com)
2月末に迫る支払い期限に向けて生活費を切り詰めながら工面を続けてはいるのですが、焼け石に水という感じ。
医療費も工面しながら暮らしていかなければならないという現状もあり、今のところ請求額の3分の1にも及ばず、なかなか突破口が切り開けずにいます。
ドライな視点で現状を俯瞰すると、おそらく来月辺りに生活が破綻する見通しなのですが、それでも自分にできることは限られているため、今できうることを毎日必死でやり続けているところです。
執筆も然り。
今手掛けている原稿を1日でも早く、それも最良の形で書きあげ、長らく待ってくださっている人たちに届けたいという思いは、日に日に強まっています。
一時は今後の見通しが立たないことに気持ちが圧し潰されて、筆が鈍ってしまったこともあるのですが、先にもふれたとおり「できることを進めていこう」という覚悟に基づき、今は腹を括って筆を進め続けている次第です。
さらには思い返せば、今まで本当にいろいろ、人生の節目節目でとんでもない災禍に見舞われてきた私ですが、最後はきちんと切り抜けられてきているんですよね。おそらく運は大して良くないのだけれど、悪運のほうはそれなりに強いのでしょう。
過去の経験則から鑑み、「今回もなんとかやれる」と信じながら、今できることをがんばっている感じです。
昨年11月からこちらで公開し始めた『晩翠怪談』他、拙著の作品解説などにおける収益は、今のところ予想をはるかに下回るものになっています。
よろしければ1記事でもお買い求めいただけましたら、今後の大きな力になりますので、お力添えいただければ幸いです。
御守りの頒布も続けております。
こちらのほうも1枚でもご依頼をいただけますと大きな力になりますので、ご必要な方は気軽にお問い合わせください。
2024年 新年の御守り、ご注文開始のお知らせ | 拝み屋 郷内心瞳 ブログ (ameblo.jp)
もうすぐ終わる「拝み屋怪談シリーズ」ですが、本当に予想外の事態が相次ぎ、つくづく一筋縄では終わらせてくれないのだなという印象です。
けれども道筋が困難だからこそ、進み切って終着点を踏み越えた先にはきっと、努力と苦労に見合う分だけの新しい地平が広がっているのだと信じてもいます。
まずは目の前に切り立つ大きな峰を乗り越えることが喫緊の目標。
これまで以上にがんばってまいりますので、無事に新刊が出る日を楽しみにお待ちいただければ幸いです。
郷内心瞳
よろしければサポートをいただければ幸いです。たくさん応援をいただければ、こちらの更新を含め、紙媒体の新刊を円滑に執筆できる環境も整えることができます。