絶望は人生の気つけ薬
いやはや。凄まじい勢いで行く手を阻む事態が続いています。
まずは病気の件。
2018年に判明したグルーヴ膵炎に続き、もうひとつ厄介な持病が増えてしまいました。
今のところ詳細は伏せますが、グルーヴ膵炎と同じく、完治が困難で、継続的な治療と薬の使用が必要な病気とだけ記しておきます。
膵炎の治療費だけでもばかにならないというのに、また余計な出費が、おそらくは死ぬまでずっと続くのかと思うと、やりきれない気持ちになってしまいます。
こうした身体的な不運だけでも十分だというのに、折悪しく金銭的な問題も発生しています。
こちらも詳細は伏せますが、2月の末日までにおよそ30万円を工面しなければならなくなりました。
生活費や医療費とはまったく別に、30万ということです。
ただでさえ暮らしが逼迫している今の状況において、現実的になかなか難しいというか、ほぼ無理だろうという金額です。
けれどもこちらの問題を解決しないことには、新刊を書きあげる時間を確保することすらままなりません。
すでにご報告しているとおり、拝み屋シリーズは残り数冊で完結となります。
今の状況のままだと現実的な諸問題を鑑みて、自発的に打ち切りということにし、未完のままシリーズに幕をおろすということも選択肢のひとつに入ってしまいます。
ですが、それは望むところではありません。
ほとんど10年を費やして書き続けてきたシリーズです。
私としてはシリーズが未完となって、残念な思いをさせてしまう読者の気持ちもですが、中には未完に終わって喜ぶような外野も一部いるということが、どうにも許せない気分なのです。
生きるということに対して、およそなんの覚悟もない。ろくに血を流したこともないような中途半端な輩に嘲られるというのは、想像しただけで虫唾が走る思いです。
そんなわけでこの苦境を打破すべく、今できうる最善の対応を始めていくことにしました。
まずは先日から再開した『晩翠怪談』を始め、noteの有料記事による収益をあげていくこと。
1記事でも買っていただければ、心身と身辺の状況を整えるための資金として活用させていただき、新刊を書きあげる環境を整えていくことができます。よろしければご協力いただければ幸いです。
なお、『晩翠怪談』を始めとしたnoteで公開中の作品は一切、書籍化の予定はございません。
以前もあったのですが、最近もメールで「書籍化希望します」「紙の本になったら買わせていただきます」などのご連絡をたびたびいただきます。
予定はありません。
noteで発表する作品は、先に挙げた事情を始め、紙の新刊を書きあげるための活動資金を得るために販売しているものです。
拝み屋の問い合わせ、予約メール宛てに上記のようなご要望をいただきましても答えは変わりませんので、以後はご遠慮いただきますよう、お願いいたします。
次には、御守りの頒布を例年以上にがんばっていこうと考えております。
たとえば基本の御守りは1枚1200円で頒布しているので、単純に300枚近く頒布できれば、30万円という目標金額はクリアできてしまうのです。
ただしそれも、ご依頼があればという話。先日から干支の御守りの取り扱いも始めましたので、よろしければご依頼いただければ幸いです。
くわしきは下記リンクをご覧ください。
2024年 新年の御守り、ご注文開始のお知らせ | 拝み屋 郷内心瞳 ブログ (ameblo.jp)
そして最後。SNSでの情報発信を再開しようと思います。
ツイッター(現X)にて、スタッフに宣伝等をがんばってもらってはいるのですが、やはりアカウント名に「郷内心瞳」という名前がある以上、私本人のメッセージがないといまいち訴求力に欠け、フォロワー数も伸び悩んでいる。こんな報告も以前から聞かされていたこともあり、復活することにします。
現状でざっと考えられる限りの打開策は以上ですが、今後も妙案が閃いたら逐一実行に移しつつ、持病とうまく付き合いながら来たるべき2月に向けて精一杯進んでいきます。
「諦める」というのはいちばん簡単な選択で、なおかついつでも実行できる選択なので、他に何もできなくなった最後の時までキープしておこうと思います。
絶望は人生の気つけ薬。これまでもずいぶん、ひどい修羅場をくぐってきた身なので、今回も最後まで諦めない限り、なんとかなるだろうと信じています。
まずはともかく、不屈の覚悟で臨んで参りますので、拝み屋シリーズの完結を待ち望んでおられる皆様におかれましては、何かの形でお力添えをいただければ、大変心強い限りです。
よろしければサポートをいただければ幸いです。たくさん応援をいただければ、こちらの更新を含め、紙媒体の新刊を円滑に執筆できる環境も整えることができます。