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診断と治療社 2024年3月に刊行した本



はじめに

皆様こんにちは.
2024年3月に刊行しました,弊社新刊書籍をご案内いたします.ロングセラーの改訂版をはじめ,5点刊行いたしました.
ぜひご覧ください.


小児科


「小児科医必携!先天代謝異常症クリニカルファイル」


先天代謝異常症の多くは早期の発見と治療によって,以前に比べてはるかに長くよい状態を保つことができるようになりました.しかし,その多くは希少疾患であり,医師は症例を直接経験して学ぶ機会がそう多くありません.
本書では比較的よく遭遇する疾患を実臨床の流れに沿った形で紹介し,疑似的な臨床体験を提供.また,本書の第II部では各疾患のプロファイルを一覧形式で提示し,短時間で効率的に各疾患の概略を把握することができます.


「新生児から成人期までに発症する特発性血栓症(EOT:early-onset thrombophilia)の診療ガイド」


胎児期から新生児期,思春期を経て若年女性に発症する特発性血栓症の診療に携わる医療従事者向けの包括的診療ガイドです.
厚労省血液凝固異常症等に関する研究班,日本産婦人科・新生児血液学会,ならびに一般社団法人 日本小児血液・がん学会の編集・協力で,子どもと家族を血栓症から守る治療管理を提供をするためのクエスチョンを設定し,国内外の文献や診療ガイドライン等を参考に回答する形式でエキスパートオピニオンをまとめました.


脳神経外科・脳神経内科


「必携 脳卒中ハンドブック 改訂第4版」


「脳卒中治療ガイドライン2021〔改訂2023〕」に準拠し,臨床における各段階の必要事項を網羅した脳卒中診療の決定版!
ガイドラインの列挙と解説に留まらず,脳卒中の基礎,診断,治療,予防,リハビリと幅広い分野が効率的にまとめられており,現場ですぐに役立ちます.
今版では,塞栓源不明の脳塞栓症(ESUS)や硬膜動静脈瘻,遺伝性脳卒中,stroke mimicsなどの項目を追加しました.脳卒中診療に携わるすべての医師にお勧めの1冊です.


内分泌・代謝科


「かかりつけ医のギモンに答える 内分泌外来診療Q&A」


内分泌を専門としない医師を対象に,外来で遭遇する内分泌疾患のギモンについてQ&Aで解説!
どういった徴候で疑うか,診断の手順,治療,どのタイミングで専門医に紹介するか,また専門医から引き継ぐかなどについて,やさしく具体的に説明しました. “内分泌疾患の医療連携”のための必読の一冊!


精神科・心療内科


「うつと不安への認知行動療法の統一プロトコル ワークブック 改訂第2版」


初版から12年.日本でも厳格な臨床試験を行い,様々な精神疾患で使われている認知行動療法を統一した形で使えるようにした患者向けのワークブックです.
全部で12章と補章からなり,段階的にプロトコルを学んでいく構成.本書を活用して精神的な苦しみを乗り越えていっていただきたいと願っています.本書で掲載している用紙などはすべてダウンロードできます(ダウンロードは当社ホームページの,書籍詳細ページをご覧ください)


おわりに

2024年3月は新刊5点を刊行いたしました.
弊社では,今年も新刊を多数発行していく予定ですので,どうぞよろしくお願い申し上げます.


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