1.23 あの時思った事、そして今思う事

欅坂46を推していた皆さんはあの日、何を感じましたか?
私は正直、「あ~、来たか。でもさ、、、」です。

当時、卒業・脱退の3人は既に冠番組である「欅って、書けない」に
長らく姿を見せていませんでした。
年末の紅白には平手友梨奈だけは参加していました。

ネット上には様々な憶測が飛び交っていましたし、
常に不安と背中合わせ。
その中で見たあの公式からの発表だったので、「あ~、来たか」
なのです。

「でもさ、、、」の部分ですが、
ちょっと過激になってしまうと思いますので、
否定的な言葉が苦手な方はここで離脱してください。

私は普段から「ポジティブ変換」を心がけています。
でも時折こう思うんです。
「個人的にどうしても受け入れられない事を無理矢理ポジティブに
 受け取ろうとするのは違うよな~」って。

例えば、櫻坂46の場合、Backs曲と言われる作品があります。
ソニア(流れ弾C/W)、I'm in(五月雨よC/W)、無念(桜月C/W)、
確信的クロワッサン(承認欲求C/W)

この内、I'm inと無念は明らかに櫻エイト(表題曲1列目、2列目の呼称)に
入れなかったメンバーへの当て書きだと思います。
秋元先生の当て書きは概ね好きなのですが、この2曲だけは
納得できません。笑
どこが納得できないかって、不遇な子たちにスポットを当てて、
「健気に頑張ってるんだから応援してあげろよ!
 結局そういうの好きでしょ?」
みたいな思惑を感じてしまうからです。

この2曲を「Backsメンに寄り添った神曲」なんて解釈は
心の狭い私にはとてもできないんです。

ところで皆さん、「死の受容プロセス」ってご存知ですか?
キューブラー=ロスというアメリカの精神学者が提唱した
死に直面した人の心がどのように移り変わるのか?という
お話しです。

否認・隔離
 嘘ではないのかと疑う段階
怒り
 なぜ自分がという怒りを周囲に向ける段階
取引
 何かにすがろうという心理状態
抑うつ
 なにもできなくなる段階
受容
 最終的に現実を受け入れる段階

何の話しやねん!って事ですが、笑
1.23でこれに似たプロセスを辿ったオタクは少なくないんじゃないかな?
と思った次第です。はい。

私の場合はちょっと違っていて、
怒り は?もっと説明ないの?脱退って何だよ。
受容 ま、いいじゃん。残ったメンバーでも充分戦える
たった2プロセスでした。

まず【怒り】
私は自分で言うのも何ですが、比較的冷静でして、
部下が何か失敗をしても叱責はした事がありません。
それよりどうやってリカバリーするかを重要視していました。

それでも「怒り」という感情は持っています。
どういう時にそれを感じるかと言うと、
「状況が正確に把握できない」時です。
状況が正確に把握できないと最善の対処を考えられないからです。
こういう時にイラっとするんです。笑

なので、最もイラっとしたのは「脱退」という言葉です。
残念ながらこれは今も解消されてません。

きっとこの言葉は本人のこだわりだと思います。
後日、彼女はラジオでこの件に触れましたが、「脱退」という言葉を
選択した意味は今も不明のままです。

言葉を発すると誤解が生まれる。彼女は幾度となくそう言っていました。
それは理解できます。

それでも理解してもらえるように努力するべきだと思います。
その努力を放棄するのは無責任だと思うのです。

平手友梨奈は天才かもしれません。
実際、女優となった彼女の演技は凄いなと思います。
映画「響」も映画館へ足を運びましたし、「脱退」後に
出演した作品も全て観ています。

でも、それとこれとは別。
納得できなくても理解できる説明が聞けるまで、
1.23の事はポジティブに変換できないと思います。


そして【受容】
私はそれ以前から平手友梨奈以外がセンターになる事を
熱望していました。
上述のとおり、平手友梨奈のポテンシャルには一目置いています。
でも、当時から欅坂の曲で本当に平手友梨奈がセンターでなければ
成立しない曲って、そう多くないと思っていました。
ここは世間とかなりズレているかもしれません。

不協和音のBESTバウトは2ndアニラの菅井友香ver.だと思っていますし、
2018年末のマルチビバレントこそが欅坂の凄さの象徴だと思っています。

なので、受容するのは簡単だったのです。


そして、今。
今年の1.23は櫻坂46の7th Single Backs Live!の公演があります。
今回は座長を井上梨名が務めています。
私は1.16に現地で観させて頂きました。

櫻坂になってから(賛否はありますが)櫻エイト制が導入され、
曲によってセンターが変わっています。
そして、今回で3回目になるBacks Live!では、参加メンバーが
必ず1曲以上センターに立つ事になっています。

次の曲は何?というワクワクはどんなライブでも感じる事ができますが、
あーやったー!この曲だ!の次に
センターは誰?おーーー、この子だーーー!
この子、こんな表情できるんだ~。
あの曲やるなら誰にやってもらいたい
あの子がこの曲をやるのが見てみたい

2020年の1.23からその後様々な事があり、2024年の1.23は
こんなに楽しく櫻坂46を推す事ができています。
私たちの想像できない彼女たちの苦悩や努力のお陰ですね。
そんな彼女たちへの敬意=私の推し活エネルギーの源です。

1.23から配信ライブで改名発表、ラストライブから櫻坂のデビュー。
この間の事はまた別の記事としていつか書いてみたいと思います。

思いつくままにダラダラと書いてしまいましたが、ここまで
読んで頂いた方には感謝申し上げます。

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