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ディズニー100周年に学ぶ幸せの在り方

ディズニーが100周年を迎えた。

私の父は東京ディズニーランドに出資をしている企業に勤めており、よく家族をディズニーランドへ連れて行ってくれた。家族でカウントダウンパーティーに行くのが、我が家の恒例行事だった。
そんな影響で姉はオリエンタルランドの社員になり、今でもディズニーに魅了されている。

私もディズニー映画や音楽が好きで、幸せとは何か、豊かさとは何かを考えるきっかけになった。

ディズニー映画を観ていると、ハッピーの定義が変化してきているのが分かる。
社会構造や、価値観も変化しつつあるからだろう。突然現れた王子様に、人生を変えてもらう時代ではない。経済的成功=幸せでもない。
王室もゴシップを流され、暴露本まで出される時代だ。王様も大変そうだと、国民も肌感覚がある。

白馬の王子様を待って生きるのでなく、
あるがままの姿で自分らしく生きる。

それが幸せだとディズニー映画も描き始めた。


(白雪姫 1950年公開)

空を飛んだり、魔法を使うのでなく
人間の心の内面を描く作品が増えた。


ソウルフル・ワールド(2020年公開)

「結婚」という価値観についても、変化を感じる。男女が共に生きる事で生存確率を上げ、遺伝子を遺してきた人類だが、現代では単なる選択肢の一つ。

日本は2035年には、生涯独身が人口の5割を超えるという予測も出ている。

幸せとは自分の脳が起こす反応。
自分の中に物差しを持つべきなのだ。

ありのままの自分で、誰の目にも分かるハッピーエンドというのは無くなりつつある。


アナと雪の女王(2014年公開)


おとぎ話のようなハッピーエンドより、日常の中にある「幸せ」を見つけて生きよう。

ディズニーのかける魔法だって変化してきている。

いつだって幸せは自分で決めていい。
自分が主役の映画をドラマチックに生きよう。

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