下津浦 剛|スカイライトコンサルティング(株)プリンシパル

戦略立案・業務改革・IT導入といった企業変革の支援とともに、組織風土変革の支援として、…

下津浦 剛|スカイライトコンサルティング(株)プリンシパル

戦略立案・業務改革・IT導入といった企業変革の支援とともに、組織風土変革の支援として、適応課題の解決やチームコーチングなど、ハード・ソフト両面で企業を支援。PHP認定上級ビジネスコーチ/米国NLP協会マスタープラクティショナー/一般社団法人ビジネスコーチ・チームコーチ連盟理事

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最近の記事

新たに取り組むことと同時に手放すものも決める

何かの目標に向かって新しい取り組みをスタートする。これまで行っていなかった新たな行動を開始してみる。 その取り組みが習慣化されるまでは、予定通りやれることもあれば、やれないことも。そんな状況を繰り返しながら、いつの間にかそれが苦痛を感じずに実施できるようになり、自身のバージョンアップを認識する。 コーチングをしていると、前向きな方が多いので色々と広げすぎてしまった結果、やることが多くなってしまい常に追われた状況に。その結果、やりきれなくなり、やると決めたことが疎かになって

    • 自分の意識に目を向けるとは?

      ある出来事を通じて何かを思考します。その思考から嬉しい・楽しい・悲しい・悔しいなどといった感情が芽生えます。 これまで、自分の意識に目を向ける。というと、このような感情に意識を向けることが自分の意識に目を向ける。ということと理解していました。 が、先日座禅を組む機会がありましたが、そうでは無いのか?と、気づくことがありました。 自分の意識に目を向けるというのは、自分の思考やそこからくる様々な感情を見て終わるのではなく、更に一歩進め、そのこと自体をメタな状態で自分自身を見る

      • 2025年Tグループの募集を開始します

        2025年のTグループは2月21日~26日にて開催します! 場所は、食事がおいしく空気のおいしい清泉寮です。 私が人に関わる上での転機となった時間がTグループでした。 自身の”在り方”に大きく影響を与えたこのTグループを、多くの人たちに体験して頂きたい。 そんな想いから、2025年もTグループを開催します! 詳細はこちらです。 私のTグループ体験談はこちらです。

        • コンサルタントは構造化の訓練として議事録を大切にする

          コンサルタントは議事録をとても大切なものとして考えています。 そこに参加していない人でも、途中からプロジェクトに参加した人でも、その議事録を見れば、どんな話がどのように語られ、どんな意見が出て、何が決まったのかを把握することが出来るもの。 時に、そこで語られていなくても、会議後に議事録を確認した際に、追加や変更したい場合には、それを含めて記載するケースもあります。 一方で、その場で何が決まったのか、誰が何を言ったのか、それを記録することが重要な場であれば、追加や変更を受

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        • 1on1で思うこと
          38本
        • コンサルティング、コーチング、トレーニングでの気付きなどを
          68本
        • チームコーチングや組織開発のお話しを
          35本
        • Tグループのこと
          3本
        • オンボーディングでの気付きなど
          10本
        • コンサルティング営業のための質問力向上トレーニング
          18本

        記事

          ISO 30414プロフェッショナル認証を取得

          人的資本の情報開示を求められる動きを踏まえ、ISO 30414プロフェッショナル認証を取得しました。 ISO 30414 を学び理解することで、人的資本経営を行っていく上でどのような情報を開示することが望まれているのか、 そしてその情報を開示するために、社内のデータの整備やデータ取得プロセスの見直しや新たな取得方法の業務プロセスの確立への対応はこれまでのコンサルタントとして得意とする分野です。 また、開示する指標をどのように捉えて、その改善や向上のためにどんなトレーニング

          要望を伝えきる、要望を聞ききる

          ビジネスコーチ・チームコーチ連盟の会員はPHP研究所の認定コーチとして、松下幸之助のイズムを大切にし、そして松下幸之助を学ぶ機会を設けています。 先日のとある勉強会にて、松下幸之助の話しの中に、「目標を与えるとともに、要望を機会あるごとに伝える」というのがありました。 この話には、大きく二つのポイントがあるのではないかと感じています。 ◆一つ目は、目標だけではなく要望とセットであること。 目標、場合によってはKPIになるのでしょうが、多くの企業でその目標の理解につながる

          トレーニングの効果が見えるとモチベーションアップ

          とある企業様に1on1トレーニングをオンラインで71回提供しました。 71回の全てが同じ内容ではなく、時には短縮版だったり、2回目のトレーニング時には内容を変えて。 実施前は、どうなることか?と正直、自分自身のモチベーションが維持できるのか不安でしたが、実施してみると、維持どころか常にモチベーションは高く、楽しく実施することができました。 何が自身のモチベーションに影響を与えたのか? 1.同じことを伝えていても、受講者の反応は毎回異なる 2.その反応は大きく3つ要因が

          トレーニングの効果が見えるとモチベーションアップ

          何を知っているのかも重要だけど、チームでどんな振る舞いをしているのかを知ることも重要

          様々なことを知っていて、その知識をコンサルタントして活用することは数多く求められます。 コンサルタントとしてのキャリアが長くても、経験していても、常に新しいことをキャッチアップし続けることは必須です。 が、その知識だけで勝負は出来無いのもこれまた事実。 どの世界にもその道の専門家がいますので、それを越えることは困難です。 その道を突き詰めるのであれば、それはコンサルタントでは無その分野のスペシャリストですね。 更に言えば、今後はAIにも敵わない。敵うはずもない。 では何

          何を知っているのかも重要だけど、チームでどんな振る舞いをしているのかを知ることも重要

          クライアントであり続けることの凄さ

          会社の制度等でエグゼクティブコーチングを受けるクライアントもいますが、自身が望んで(場合によっては自身のお財布で)コーチングを受けるクライアントもいます。 何某かに取組み、様々な課題や問題を抱えているが故に、コーチングが短期的に必要でコーチングを行う事もあれば、常時一定のパフォーマンスを上げるために、定期的にコーチングを数年間に渡り実施するクライアントもいらっしゃいます。 この常時コーチングを実施すること自体が、素晴らしい生き方をしている方だなぁ、とコーチとして感じます。

          チーム作りはうまくいかないことを前提とする

          チームがチームとして機能するまでには、様々なステップを踏んでいく必要があります。 チームコーチ・組織開発に関わっていて、また自分自身がリーダーとしてチーム作りをして、様々なチームとコンサルタントとして関わる経験を踏まえると、チーム作りはうまくいかないことを前提にしてチーム作りをすることが望ましいのでは無いかと感じることがあります。 何故か? 一般的には、チームがチームとして機能しない責任はリーダーにある。としてしまいがちですが、機能しない起因はリーダーに限られるものではあ

          PHP研究所 係長研修 行動革新コース(2日)のご案内

          2024年6月11日-12日:対面 2024年6月6日‐7日:オンライン の日程で、係長研修に登壇します。 【係長研修】 【講師プロフィール】

          PHP研究所 係長研修 行動革新コース(2日)のご案内

          コンサルタントとしての会議とチームコーチとしての会議もある

          コンサルタントは、会議というものを非常に大切に扱います。 何故なら、そこで意思決定が行われ次のステップへ進むことができるから。 プロジェクトを前に進める責任を負っているので、その会議で意思決定できないと前に進めず、場合によっては後戻りしてしまうケースもあります。 会議のゴールを明確にして、そのゴールを達成するためのシナリオ作り、また意図していないけれども予想できるシナリオも想定し、様々な資料を作成します。また、必要に応じて会議参加者への事前のコミュニケーションも行います。

          コンサルタントとしての会議とチームコーチとしての会議もある

          起業や新組織立上げ時こそ、チームコーチングが有効

          週末は、ビジネスコーチ・チームコーチ連盟主催の勉強会に参加。 テーマは「新組織立ち上げ時のチームコーチング」でした。 そこで自身の起業を思い出し、ハッとさせられました。 組織開発やチームコーチングを実施するケースは、その組織に何某かの課題があり、それを解消するために実施することが大半なので、あまり起業や新組織の立ち上げ時に実施する機会は少ないと感じています。 が、自身の起業の時を思い出すと、立ち上げ時こそ非常に有効だと認識しました。 起業・組織の立上げの経緯にもよります

          起業や新組織立上げ時こそ、チームコーチングが有効

          何を伝えるのか?では無く、どう変化があるのか?が大切

          コンサルタントとして仕事をしていると、自身の考えていることをどう伝えるのか?理解してもらえるのか?そのためにどんな調査や分析をして、どういったストーリで、どんな資料を作成し、どんな場で伝えるのか?などなど、簡潔に、誤解無く、しっかりと伝えきる。というスタンスで日々取り組んでいます。もう、合計で15年を越えました。 ということで、それなりに伝える・理解してもらえることはどちらかと言えば得意。と思っていますが、トレーナー・講師の方々と話をしていて、おっ。そうそう、本質はそこだよ

          何を伝えるのか?では無く、どう変化があるのか?が大切

          回答者でも質問を考えることで質問力を向上する

          質問は質問者が望んでいる情報を聞き出すことが一番の目的ですが、回答者への気付きを促したり、制限や前提を外す効果であったり、深堀する効果があります。 こちらを参照 コンサルティング営業のための質問力向上トレーニング ~その1~ コーチングや1on1、コンサルタントとして行うインタビューなどで、どんな質問や問い掛けによってその効果を最大限に引き出せるのか、先日、質問力を向上するための勉強会を行いました。 そこで、自身が回答する側である場合、相手が望むものを回答しているのだろう

          回答者でも質問を考えることで質問力を向上する

          コーチの成長と自己開示はリンクしているのか?

          PHPビジネスコーチ養成講座の現役受講生のためにビジネスコーチ・チームコーチ連盟の広報委員として、コーチング実践会をオンラインと対面で開催しています。 そこで受講生の成長を目にする機会が多々。 また、時にはPHPビジネスコーチのアドバンスコースの認定試験において、実技試験のアセッサーとして皆さんの講座の集大成であるコーチングを見る機会があります。 そんな皆さんの成長を見ていて感じるのは。 コーチとして成長している人に共通すること。それはコーチ自身がオープンになっていく、自

          コーチの成長と自己開示はリンクしているのか?