見出し画像

【無職5年と1ヶ月】生活とブログ運営の報告(2023年8~10月)

反省。

またしても毎月の生活記録をサボってしまった。
過ぎたことを言っても仕方がないのでまとめて振り返るけれど、昨日の夕飯すら思い出せない私に、8月の記憶なんてあるわけがない。

しかし「覚えていないから書きません」というのも癪なため、無理くりにでも書いていこうと思う。これから綴ることはもしかしたら本当はなかった創作かもしれない。



ブログ運営

GoogleAnalyticsが新しくなり、移行をしたと思っていたらできておらず、いよいよ月のPV数すらわからなくなってきた今日このごろ。

便利な機能が増えるのはいいけれど、複雑すぎて本当にやりたいことはできないという何とも皮肉な状態になっている。
らくらくホンくらい単純でいいんだよ?

10月の途中まで計測ができていない日もあり、3ヶ月の平均PVは38,000ほど。

今年に入ってからの推移。いろいろとひどい。

更新数は4記事。
最近はブログの書き方を忘れているまである。

収益は3ヶ月で34,000円くらい。

GoogleのアプデやらAIの導入やらで、ブログ界隈も大きく変動してきている。
もう「調べれば答えがわかること」が書かれた記事の価値は下がり、体験ベースの記事が評価されるのかな、と思ったり。

一方でドメインが強いばかりの「調べればわかること」が書かれた似たような記事がまだまだ上位を占めており、Gは何がしたいのだろうか。

気にせず面白い記事を書こうと思うのだけど、何も考えつかなくて最近は虚無。

できごと・生活

①青春18きっぷ旅、遂行

「2023年にやりたい10のこと」にランクインするほど優先度が高かったらしい青春18きっぷ旅へ。

絶対もっとやるべきことはあるんだろうけど、そんなことは知らん。

詳細はブログにまとめたのでそっちをどうぞ。


②花火大会へ

脳内に打ち上がっているお花だけでは飽き足らず、わざわざ花火大会へ出向く。

4年ぶりの開催となった、地元の諏訪湖祭湖上花火大会。

非国民――というか非地域民みたいな発言をすると、今まで現地で見たのは3回しかなかった。

で、久々の開催で去年あたりから花火を撮りはじめたこともあり行ってみた。
打ち上げ付近は基本的に三脚が立てられないため、ちょっと離れた高台にある公園まで登って観覧。

そしたらすごいの。
中国人(?)かタイ人(?)か、ちょっと聞き取れないけれど、アジア系の人たちの割合が!
異国。むしろ日本ではないどこかへ迷い込んでしまったのかと錯覚を起こすレベル。
いったい彼らはどこから情報を集めてやってくるのだろう。

でも「コンニチハ!ここ三脚いいデスカ」とか、下手すると私より流暢な日本語で話しかけてくれて、私の中で海外の人に対する好感度が上がった。

おそらく外国人労働者なのだろうけど、知らない土地へ来て労働をする……生まれ育った土地でも働いてない自分からすると感銘すべき姿である。

花火とは関係ないところで感動し、岐路についた。

さらに関係ないが、帰り道にカメムシが胸元へ入り込んだせいで、「カメムシ臭をまといしババア」と化して満員電車に乗り込む羽目になった。

今夏3回ほどカメムシからセクハラを受けたので、『カメムシ撲滅委員会』を発足。会員募集中。


③妖怪スイカモンスター

スイカ……ウリの親戚とは思えない真っ赤な果肉は美味で、ふんだんに水分を含んでいる。

100gあたりのカロリーはなんと37kcalで、同量の菓子パンと比較すると約10分の1であるという。

これはもうお腹が空いたらスイカを食べるしかないな、と思い、来る日も来る日も間食にスイカを食べ続けた。

ちょっと痩せた。
エンゲル係数は跳ね上がった。

いつまでも食べていられる、いつまででも食べたい……。
そんな私の願いは市場に届かず、8月の終わりとともにスイカは売り場から姿を消した。

私は再び菓子パンに手を出しはじめ、着実に体脂肪を増やしている。

尚、スイカの皮を漬け物にするという試みは、うっかり漬ける前にタッパーへ入れっぱなしにして腐らせてしまったのでまた来年。

④歩く

9月上旬。せっかく買った青春18きっぷの期限が切れそうだったので、慌てて三重へ遠征した。

ちなみに三重の中心部は伊勢鉄道と近鉄が幅を利かせているため、青春18きっぷで行くのはイマイチな場所である。

……が、三重が好きなのでほぼ毎年訪れている。

今回はうっかり初手から電車を逃して特急を利用したため、1日目はただの旅行になってしまった。何もしない方がマシだった大赤字である。

きっぷが勿体ないから旅に出たのに、お得感はゼロ。
数円のためにスーパーをはしごする主婦みたい……。

千代崎海岸で「鈴鹿げんき花火大会」を観覧。


「海上自爆」と呼ばれる四尺水上花火を目当てに行ったのだけど、会場から1.5kmほどの距離から見たため、迫力に欠けた。
会場のラジオは肝心なところで電波が悪くなったりするので、遠距離からの花火大会はなかなかの難易度である。

その日、宿なるものは当然取っていないので、その足で四日市へ移動して一晩中工場夜景を撮影。

磯津の海岸で昭和四日市石油を見て、大正橋へ行き、霞ヶ浦の緑地公園へ。
疲れたらコンビニに寄って、公園のベンチで仮眠して……。

四日市には10箇所近く工場夜景のスポットがあるようで、一晩かけて全部回ろうとしたが、結局4ヶ所目についたところで朝になった。

見積もりが甘いとかそういう問題ではなく、いったい自分が時速何十キロで歩けると思っていたのか。

富田浜で朝を迎えたときには「このままどこまでも行けそう……」とジョバンニ思考になっていたけれど、近くのまぐろレストランで朝ごはんを食べているうちに冷静になり、そのまま帰宅。

500円。物価が昭和

人間の限界を知った。2日間で4万歩くらい歩いたのだけど、まだまだ江戸時代の人には勝てそうにない。

⑤山に登る

仕事でわりと本格的に登山をする機会があった。

まあ長野県民なんて浅間山や八ヶ岳は勝手に庭だと思っているけど、実はそんなに登山はしない人が多かったりする。私もそのひとり。
海アリ県に住んでいても海水浴なんて行かねーよ、みたいな感じだと思う。
千葉県民だからってディズニー年パス持ってると思うなよ? 的な。

実際に行ってみたらこれがなかなか楽しくて、殿上人になった気分を味わえる。

「自分、いま日本人の上位10%(物理)にいるな」という優越感。
馬鹿と煙は高い所が好きらしいが、これからはそこに私も加えておいて欲しい。

山梨県にある大菩薩峠というところに登ったのだけど、その名の通り昔は通行証がない人の抜け道として使われていたらしい。山なんて大抵そんなものだろうけれど。

こんな道を!? 普通の!? 通行!? 
いやはや、昔の日本人はやはり強い。

来世は脱藩浪人を希望しているので、峠越えのよいシミュレーションになった。

⑥体を鍛えてみたりリバウンドしてみたり

冬にたるみきった身体を改善しようと、4月から週4で運動をはじめた。
週4にしたのは、週に4回やることは長期の習慣にしやすいのだとか。

そんなわけで10月の半ば、無事100日に到達したのだけど、早くも運動習慣が消えかけている。

https://x.com/S_amaboshi/status/1716409565900939768?s=20

週4の法則とは何だったのか。

Twitterをやっているうちは継続できていたのだけど、報告しなくなったら目に見えて運動回数が減っている。

そして食べている。生まれてこの方、継続できたのは呼吸と食事とうんこくらい。

そもそも、寒くなって厚着をしているから身体が動かないのだ。小学生みたいに半袖半ズボンで生活すればいい。

……と思い、半袖と短パンでこの記事を書いているのだけど、ゼロに近い思考力がマイナスに差し掛かっている。

敗北。冬の間は野菜をたくさん食べるなどして、運動不足のマイナス分をなんとか補えないだろうか。

最近の読書

1冊を読み終わらぬうちに次を読み、また次に手を出し……と1日のなかで幾冊も同時進行させているうちに、自分が今どの本を読んでいるのかよくわからなくなる、という状態が続いている。

そんなんだから当たり前だけど、1冊の本がいつまでも進まなかったりする。

その中の1冊に開高健の「夏の闇」があるのだけど、これにいたっては同じ箇所を三回くらい読み返しており、いつになっても終わらない。

ベトナムから帰ってきた従軍記者の主人公と、日本を離れたが捨てきれない昔の愛人との退廃的な生活がひたすら続くだけだ。

主人公を取り巻く倦怠と、女から溢れる孤独故の悲しさが混ざり合い、両者は互いを必要としながらもどこか嚙み合わない。

バターを油で揚げたようなねっとりとした文体と情景描写で、そんな二人のやりとりが延々と綴られていく。主人公と女の名前も人物像もよくわからないままで、ストーリーがあるわけではなさそうだが、私は嫌いではない。

ただ途中から女が主人公のことを「ウンコちゃん」と呼び始め(女のいる国では親しい者を呼び合う愛称らしい。本当か?)、ますます話が頭に入ってこない。

しかしそれが妙にシュールで面白いのである。

お写真

ただの木
ただのコスモス
ただの虹
ただの雲海

お食事

エサ。

梅を干してみたり
バナナケーキを作ってみたり
(狙撃された屍みたいになってるけど、味はおいしい)
だんご屋へ行ってみたり
じゃがいもを並べてみたり

総括

日給7,100円ニート。
今夏はまあまあ働いていた気がするが、日が経つにつれ生きている意味がわからなくなっていったので、心底労働に向いていないのだと思う。

労働耐性だけはマンボウ並みの脆弱さで、一体生まれてからの今までに何があったのかと内省したいくらい。

そして気がづけば今年もあと2ヶ月で終わるという現実に、心が追いついていかない。

私の精神はまだ伊豆の地(1月)に居る。

今年は何ができただろうか……。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?