見出し画像

息子のサッカーを巡る夫婦の長い戦いに、やっと終止符を打てた話

今年の7月のこと。
美咲家の中で実に1年半も続いてきた、とある戦いに決着が付いた。

それは「長男にサッカーを習わせたい夫」VS「いい加減に諦めてほしい私」の熾烈な戦い。

いやー、長かった…。

率直に言って、手間がめちゃかかった。夫の心を折ることの手間が。この件に関しての夫は本当に諦めが悪くて、今までもこれからも、この件以上に彼の存在を面倒に感じることはないのではってくらいには、サッカーに関しての夫は面倒だった。

私がシングルマザーだったなら1ヶ月で辞めていたところが、夫が粘りに粘ったために2年にも近い延長戦に持ち込まれた。

正直しんどかったし、私にとってずっと心の負担だったから、やっと退会できた今は肩の荷が降りて、めちゃ爽やかな気持ち!!!!あーよかった、って感じ。

「我が子にサッカーをやらせること」っていうか、きっと夫の感覚で言うと「我が子をサッカーの世界に導いてあげること」って感じなんだと思うんだけど(つまりのこと善意100)、それはもはや息子が生まれる前から、っていうか妊娠前からの(なんなら私と出会う前からの)夫のこだわりだったから、そこを覆すのは大変なことだった。彼にしては本当に珍しく、しつこくて頑固だった。

だから今回、ついに辞めさせる結論を掴み取れたことは、美咲家の歴史に確実に刻まれるような大きめの出来事だったし、夫としては大変に意気消沈する出来事だっただろう。実際、数日間に及ぶ鬱だった。

鬱病っていうのは、一般的にはそんなに行ったり来たりするものではないとは思うんだけど、夫はたまに、完全に鬱でしかない状態に陥って、数日間の鬱期間(たぶんこの間に充電してる)を経て、ある日を境に元気ハツラツに戻る…っていうことを定期的に繰り返しているんだけど(仮性鬱的な)、だから今回も、最後のバトルからの結論が出た後しばらくはそれはもう気落ちしていて、数日間は家事育児犬育でほぼ使い物にならない廃人と化していた。かなりショックだったのだろうし、ついに心が折れての「いいよ、もう辞めさせよう…」だったのだろう。

さて、ということで。

そんな今回の出来事には【下田美咲の子どもの習い事論】が凝縮されていると思うし、きっと世間一般的にも、子育てをしている夫婦の間では、こういったバトルは起こることが多いんじゃないかな。

だから、いつにない頑固さでサッカーにこだわり続けた夫に、私が何を思い、どう考え、どんな風に向き合ってきたか…という記録は、育児論としての需要がとってもある気がする!

ってことで書くね!

※今回のエピソードは全4話で構成していて、こちらの記事は1話目となります💌


ここから先は

1,091字
この記事のみ ¥ 500

いつもサポートありがとう!すごいことだなぁとキュンとしてます。大切に使うね。そうして感じたことを、また書くね。