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店で物をねだる子どもに「ダメ!」と叱るのは筋違い

スーパーやおもちゃ売り場などで、「あれ買ってこれ買って」と駄々をこねる子どもに悩まされる親は少なくありません。「ダメと言っても聞かないから困る」と嘆く親も多いですが、下田美咲さんは「そもそも、これは"ダメ!"ではなく、"ごめん!"という案件のはず」と言います。一体どういうことでしょうか?

前回、私は息子が新生児の頃から何でも丁寧に説明するようにしているという話を書いた。特に、「ダメ」と言うときには、「なぜそれをしてはいけないことなのか」をきちんと教えるようにしていて、それはなぜかというと、「なんかよく分からないけど怒鳴られた……」という体験を息子にさせたくないからだ。

それに、叱る必要がないことでうっかり叱ってしまうことがないように気を付けなくちゃ、という思いもある。世の中の親が言う「ダメ」は、よく考えると理由が分からないものが多い。


子どもってそんなにバカなの?

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