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ダイハツオート三輪 ダンプ仕様
助手席側に見えるのが点滴


亡き父との共通の趣味
旧車

車庫内の整理のため、一時的に車の移動
10数年以上、
エンジンをかけていない車のエンジン始動を
叔父にヘルプを。

通常の整備工場では受けてくれない

なぜなら、古すぎて、手がかかるし、
手をかけてもよい結果となるとは限らないし、
そもそもが整備できる人がいない

でも、叔父は、長年の知識と経験と創意工夫で、
なんなくと、それをこなしてしまう


4年前、
生前の父が、病院と自宅の入退院を繰り返していたとき、
旧車の整備と車検を叔父にお願いし、
車検取得した旧車で、一時退院許可が出たときに、
病院と自宅の往復で、助手席に父をのせて、
私が運転で高速道路を走行した。


父は、「ふけるなあ、いい加速するなあ~」と嬉し気だった。
その年に、父は亡くなり
生前に最後に乗車したのが、ずっと趣味で好きであった旧車


あのときに、旧車を乗せることができてよかった。

叔父がよく、
「車は、人と同じなんだよなあ、動かさないでいるとすぐに調子が悪くなる。
エンジンかけるだけでなく、動かさないと」


外観がよくても、
内側にガタがくる
治すのにも苦労する

今回、叔父に依頼したのは、
父が、生前に叔父とともに、レストアしていた
ダイハツオート三輪車


叔父は、
エンジン始動にあたり、
燃料タンクがさび付いているため、
ガソリンを燃料タンクからではなく、
燃料を補給する、通称点滴(てんてき)
画像の助手席側に見えるのが点滴

叔父の整備により、すぐにエンジンが始動するも、ブレーキ固着し、タイヤの引きずりがあり、
タイヤの回転が片方のみ。
だったが、

叔父の指示で、
私は、
大ハンマーで鉄ホイールの外周を叩き、
振動、衝撃を与える。

私は、ホイールに傷がつくと思い、
タオルをかませて叩いていた。
タイヤは引きづったまま。

叔父は、
「タオルをかませないで、直で叩く方が、衝撃加わるから」と、
第二指令。
タオルを外して、
ホイールを直に叩く。


タイヤはまわり、症状が解消された。
タイヤの引きずりは、なんなく解消。

職人は、車の症状を見て、
状況判断し、
対処法を考えて、
それが無理なら、別の方法を試し、
創意工夫していく


すごすぎる!!
作業中も、叔父の携帯電話に、
知り合いの方からヘルプが来ていた。

明日は雨だからと、今日のうちにと、
この後行くらしい。
79歳、タフすぎる!!


昔のくるまのエンブレムは、ビュウー



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