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「世間は意外と子育てしている人に優しい」と私は思う

私は、現在0歳児の育児真っ只中の父親。
以下は、子育て中に遭遇したこと。

  • 近所の公園を散歩中「可愛いね〜」って声を掛けてもらった

  • 旅行先のホテルでは、授乳や離乳食などに気を遣ってもらったし、皆笑顔で話し掛けてくれた。

  • エレベーターに乗っていた人が「私おります」とスペースを譲ってくれた

  • 電車を乗り降りする時にまごついていたら、駅員さんや乗客の人がベビーカーを持ち上げてくれた

上記は一例だし、忘れているだけでもっと多くの小さな親切を受けていると思う。

行為自体はほんの些細なことだが、「子供と子育て中の自分が社会に歓迎されている」と実感できるのは嬉しい。

「世間は子育てに冷たい」という先入観

子育てが始まる前、世間は子育て層に冷たい&無関心という先入観があった。これは多分にSNSから得た情報によるところが大きい。「世間からこんな冷たい対応をされた。理不尽だ」みたいな投稿はとても目立つ。ネガティブな投稿はバズりやすいという思惑も裏にはあるだろう。

しかし、実際に子育てを始めてみれば、遭遇するのは小さな親切ばかりだった。「子連れで外に出れば不快な対応されるかもしれない」と身構えていた私は、正直拍子抜けした。

「なんだ世の中の人は、意外と子育てしている人に優しいじゃん」というのが8ヶ月育児をしてみての率直な感想だ。

もちろん、運が良いだけかもしれないし、今後不快な事態に遭遇することもあるかもしれない。それでも、小さな親切が不快な対応の数を上回ることは確かだと思う。

親切は全力で受け取る

思うに、心の底では子育て中の人を手助けしたいし、子供にも構いたいと思っている人は多い。

ただ、
「不審者だと思われたらどうしよう」
「お節介な人、面倒な人と思われたら嫌だな」

そんな想いがあって、実際にアクションしづらいのでは?と思っている。少なくとも私自身はそうだ。良かれと思って話し掛けて、相手が気難しい親だったら大変だ。

そういう気持ちを乗り越えて差し出してくれた親切・優しさだから、全力で受け取りたい。具体的には、何かをしてもらった時は笑顔でお礼を言うようにするし、できるだけ話し掛けやすいオーラを出しておく(人見知りなので自然と"寄って来ないでオーラ"が出てしまう)。

もちろん、一定の警戒は必要だ(子供のことになれば尚更)。
ただ、あまりに警戒しすぎて、子供や私自身が享受できたはずの触れ合いを台無しにしたくはない。

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