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せっかく決まった業務委託の仕事を辞めようと思っている話

現在、転勤族の夫と結婚し、新卒から勤めた会社を退職後、専業主婦をしています。
その中で、自分の人生を見つめ直し、自分に何が出来るのか、自分の強みは何なのか、世の中に価値提供出来ることはどんなことかを日々考えながら模索する毎日です。

今日は、最近フリーランスとして働く中で色々な働き方を知ったり経験し、今やっている業務委託の仕事をやめようかな・・・とぼんやりと思っている話について、深掘りしてみようと思います。

このお仕事は、自分が会社を辞めてからどのように生計を立てていこうか悩んでいる時に、クラウドワークスでようやく受注した、いわばフリーランス最初のお仕事!!と言っても良いかもしれません。

正確には、細々と単発での報酬が発生したことはあったのですが、それは本当にお小遣い程度の金額で、毎月稼働して収入が入ってくる仕事としては、この業務委託の仕事が自分の収入の柱になっていました。

というか、今現在も一番大きな収入になっているものなので、辞めるという判断はまだしっかりと固まってはいないのですが、自分が辞めようかなと思う理由や今後の目指したい自分の姿をしっかりと考える切っ掛けになると思うので、自分のためにも深掘りしてみたいと思います。


働く中で自分の根底にある嫌だと思うことを再認識する


まず最初に、なぜ自分が辞めたいと思っているのかを深掘りします。

いくつか理由はあるのですが、一番はそこで働く事によって自分が消費されていく一方でその経験によって得られるものが無さそうだと感じているから、です。

こうやって言語化してみると、自分の性格や目指したい姿がすごく反映されているなと思います。

そもそも、わたしの根底にあるのが、自立して生きていきたい・自分自身が価値提供出来るようなものを持ちたい・自分の得意なことや好きなことで誰かのためになるようなことをしたい、そんなことを考えています。

もちろん会社員のときもこの考えは持っていて、周りの環境が変わったり、自分のステージが上がるたびに、自分が今得意としていること、会社や顧客が必要としていることを考えて仕事をしていたなと思います。

ということを念頭に置いて考えると、わたしが仕事をする上で嫌だと思うことはこんな感じかなと思います。

・目的の分からないことをやること
・その作業がなんのためにやっているかがはっきりしないこと
・自分では判断がつかないことが多いこと
・誰でも出来るような作業をひたすらやること

半年以上前に会社を辞めて自分の強み分析をした時に、自分の得意や苦手を書き出したのですが、今見たらその時も全く同じことを書いていました。
やっぱり自分の根底にあるものは、会社員でもフリーランスでも変わらないのだなと思います。

そちらの内容はこの記事で書いています。

そう考えた時にオンラインで働く業務委託って、

誰かが休んでもその穴埋めをできるように全てがマニュアル化されている時点で、その人でないといけない理由を探すのが難しいのでは??と思います。
働き方の特性上や、業務委託という雇用形態の関係上、自分が目指したい働き方をするのは難しいなと言うのが、まず最初に思ったことです。

とはいえ、そんなことはなんとなく入る前から分かっていたことで・・・

一緒に働く先輩方の中には、そうはいってもその人にしか出来ない仕事や、その人の裁量権によって決まっていること、顧客や他の従業員との関係性で成り立っているものもたくさん見受けられ、全てをマニュアル化しています!!!と大口を叩いて言っていても、やっぱり複数人で仕事をしている以上、ロボットやAIのような決められたものだけをやるという現場でないのも事実です。

だから、業務委託だから決まった仕事しか出来ない!とか誰でも出来る仕事しか与えられない!と言う結論ではありません!!

むしろその逆で、業務委託という雇用形態だからこそ、業務の垣根がはっきりとないことが原因だと思うのです!!


目的の共有がない状態でのオンライン業務作業


最初の求人の段階では、経理業務での募集だったため、わたしはてっきり会社の経理をやるものだと思っていました。
そして、その後の面接で話している中で、マーケティング経験もあるので、後々WEBマーケの分野にも関わってほしいとのこと。

内容的には興味があるし、色々なジャンルの仕事を経験したかったので、口頭で分かりましたとお伝えをしました。

ですが、今わたしがやっている仕事といえば、経理関係は全くやっておらず、新しく作るWEBページの制作やLPの制作、セミナーの案内やメルマガの配信など。

今めちゃくちゃ手を煩わせているのが、顧客と一緒に行く2泊3日の旅行のツアーの企画で、宿泊先と会議室・ホテル・バスの手配を旅行代理店と掛け合っています(笑)

お気づきのように、ジャンル問わず本当になんでもやります!!
そしてわたしは企画職なんてやったことなければ、WEBの知識もITの知識も全くありません。

で、ここで言いたいのは、言ってた話と違うじゃん!ではないのですよ。
まあ、それも想定済みというか、そもそもそんなに大きな会社ではないし、ベンチャーやスタートアップの会社って、個別に部署が分かれているわけでもなく1人が臨機応変に対応していくものだなと思います。

わたしも会社員の時の最後の部署は、新規立ち上げ部署に配属になり、まあ色んなことをやらされました。事務の仕事をする日もあれば、1週間出張に行き催事などに立ち会うこともあれば、商談を任されたり、システム開発に参加したり、商品開発をしてみたり、補助金の申請をしたり・・・

まあ、目が回るような毎日だったので、やっている規模感は違えど、事業が形になっていない段階ではよくあることだと思います。

同じような経験をしているにも関わらず、何が自分の中で腑に落ちないのかと考えてみると、やっぱり目的の共有だと思います。

会社員の時は、色々とやらされてうんざりすることもありましたが、何と言ってもゴール設定がしっかりとあったことが本当に大きかったなと思います。
それは、単月の予算だったり、年間の予算だったり、その新規部署を今後どうしていくのかという会社全体の目標設定だったり。
それが当たり前に共有されていて、毎週ある会議ではその確認を嫌というほどさせられて(その時はうんざりでしたが)いました。

だから、急に展示会に1週間行って来いと言われても、ああ今は顧客獲得のフェーズにいるからだなとか、新システム開発の打ち合わせに出てくれと言われても、物量が増えてきて新しいシステムを入れるんだなとか、目的があるからこそ自分が依頼されている仕事が何に繋がっていくのかが分かるんですよね。

ですが、今わたしが契約している会社さんはというと、全く目的や目標の共有がされていない現状。
全ての方向決めが、代表取締役の意思で決まるため、わたしからしたら全てが社長の急な思いつきに思えてしまいます。(実際そういった傾向のある人だなとは思います・・・)

急に旅行を企画してみたり、メルマガを出してみたり、セミナーをやることになったり、WEBページを新しくしてみたり。

わたしからしたら、毎回、え??なんで??何のために???

そしてもっと怖いのが、今日は何をしたらいいのだろう・・と思っていて、半日くらいやることがないこともあれば、急にチャットで指示が飛んできて、訳の分からない内容の作業をやることもしばしば・・・

今わたしは何をやっているのだ??の状態がほとんどです。

先程、旅行の企画やメルマガやWEBページと言いましたが、これは後日談だから分かることで、大体の指示が「ここにこれをコピペして、出来たらリンクを送って!」そんな感じでやってきます。

一応指示通りに作業して送ると、実はそれは配信する用のメルマガだった!とかWEBページの一部だった!とかが後で分かります。

もちろんわたしはまず、え??なんで???笑
で、思考停止状態。

何の目的なのか、毎回必ず確認しますが、これもオンライン&稼働時間自由の弊害で、だいたいすぐには返事は返ってきません。。

その記事こちらに書いているので是非読んでください!!!!
わたしのこのモヤモヤがより伝わると思います!!!

いつまでに必要なのかももちろん聞きますが、だいたい返ってくるのが「特に期日はないので、出来る時にやってもらえればいいよ」

世の中の仕事にそんな仕事ある???って普通に思ってしまうんですよね。

自分の責任感の強さや、タスクが中途半端に残っている状態が気持ち悪いというのもあり、早く消化させたくて、結局指示をもらった日に片付けようとなってしまいます。

そうすると、1日のスケジュールが立てづらいのと、
本当に自分の時間も気力も消費されていく一方・・・

自分が何の目的のためにやるかが明確でないことに対して強い違和感を覚えるということ、自分の性格とオンライン&稼働自由の相性が悪いこと、思いつきのように飛んでくるスキルにもならないような作業が苦痛に感じること。

自分が向いてないんじゃないかな、辞めようかなと思う理由はこれなんじゃないかなと思います。

ちょっとこれは特殊すぎる例かもしれませんが、自分の実体験としてこういうこともあるというのをお伝えできればと思います。

またこれは、わたしの性格が結構大きく関わっていると思うので、別に言われた指示を何の疑問もなく出来る人にとっては、時間も場所も問わないし、めちゃくちゃ快適な働き方なのかもしれません。

だから、この会社が駄目だ!!ということではなく、わたしの働き方には合わないというように捉えてもらえればと思います。

業務委託契約書の内容と業務の実態


とはいえ、わたしがもしまた業務委託の仕事をする時に、同じような感じの会社に入ろうとは思いません。
わたしと同じような考えや性格の人も、この条件の会社はちょっと辞めたほうが良いんじゃないかなと思います。

では、どうしたら良かったのかな・・と考えると、やっぱり契約のときの確認がとても大切!!

仕事を契約する前に、業務委託契約書を結ぶのですが、もちろんわたしは会社員しかやったことがなかったので、契約書の内容はしっかりと目を通すのですが、どの点が重要かが全く分かっていませんでした。

今お話した会社さんと契約をした後に、最近別の会社さんとも業務委託を結ぶことになり、既に実際に作業をしているのですが、そちらでは全くストレスなく業務をすることが出来ています。

そして、実際に業務委託契約書を見比べて見ました。

わたしが辞めたいなと思っている会社さんの業務内容の欄を見ると・・・
双方で合意した業務
と、記載があります。

双方で合意した業務・・・・

毎回突発的に指示が飛んでくるので、合意したかは怪しいですが、こういった書き方をされると、なんでも受けることになっても仕方がないかなと思います。

やっぱり契約書が命です。
どれだけ面談でこういうことを任せたいとか、自分はこれがやりたいと言っても口頭約束は弱い。

一方最近契約したもう一つの会社さんは、
事細かく業務内容と報酬が決められており、それ以外の業務は別途契約書を都度交わすと書いてあります。

なんて健全なんだ・・・と感動してしまうほど。

やっぱりここをしっかり確認しておかないといけないですね!!

契約書を結ぶのは応募して課題やテストや面接などが終わり、最終の作業かと思うので、もしその時に曖昧な書き方であれば詳しく内容を聞いてみても良いかもしれません。
というか聞かないと、ものすごい範囲外のことを任されて自分が疲弊していくことになると思います。

わたし自身、自分で経験してみてこれはものすごく良い学びだったなと思うので、どなたかの参考になればと思いますし、フリーランスの先輩の方がいらっしゃれば、会社やクライアント選びなど、経験談を是非教えてほしいです!!!

最後までお読み頂きありがとうございました。

シンバ🦁

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