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ワークショップ前のアイスブレイクが楽しいから、ワークショップやらずにアイスブレイクだけやろう

先日(2022年11月30日)、「アイスブレイクについてあーだこーだ語る会」を開催しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました♪

「ワークショップ前のアイスブレイクが楽しいから、ワークショップやらずにアイスブレイクだけやろう」

こんなコンセプトで "自称アイスブレイクマニア" の友人、吉崎勝哉さんと2人で企画した今回の会。集まった皆さんの "アイスブレイク偏愛" を感じるとても楽しい場となりました。


参加者にお持ち寄りいただいたアイスブレイクをみんなで体験して、感想を共有する時間は楽しさだけじゃない、学びの大きな場になりますね。


実際に実施したプログラムは、ざっくりとこんな感じです。

1. いきなりジャンケン【①】
2.指名で自己紹介【②】
3.オープニングトーク
4.connecting 2 dots【③】
5.グループトーク
6.チーム対抗しりとり【④】
7.激レア共通点を探せ【⑤】
8.クロージング

丸数字はアイスブレイクの通し番号。1時間半で5つのアイスブレイクを楽しみました。

もう少したくさん試せるかな~と思っていましたが、アイスブレイク前後にみんなでワイワイお話するのも楽しくて、今回はこのくらいの数に(序盤で私たちホストが話し過ぎたのは反省!)。


以下、簡単に各アクティビティについてご紹介します。

1. いきなりジャンケン【①】
「つべこべ言わず、今日はアイスブレイクやりに来たんでしょ!」
というテンションで、開会最初のひと言で「では、早速ですが最初のアイスブレイクは、ジャンケンです」からはじまりました。

こういうのは勢いと本気度が大切。皆さん、一瞬「えっ?」と思ったみたいですが、しっかり入り込んでくれました。

ちなみに、ホストとの勝負であいこか負けたら画面オフ。最後まで画面に残っていた人が優勝……のはずだったのですが、なんと十人以上いたのに一回目で一人だけ残って終了。ビックリ。

2.指名で自己紹介【②】
ジャンケンからの流れでそのまま自己紹介。ジャンケンの優勝者から順に「お名前」「推しアイスブレイク」「今の気持ち」を話していただきました。

順番は、次のひとを指名。はじめましてでも、自分の名前を呼んでもらうと距離が縮まりますよね。ちなみに私(島田正樹)は「しまちゃん」、もう一人のホスト(吉崎勝哉さん)は「よっしー」。

3.オープニングトーク
今回はよっしーの ”アイスブレイク偏愛” がキッカケで成立した企画でしたので、手短にですが、よっしーのアイスブレイク偏愛を披露していただきました。

4.connecting 2 dots【③】
続いて、よっしー紹介のアイスブレイクにみんなで挑戦。2つの点を指示に従って結ぶというアクティビティ。名前は私が今名付けました。

指示は全部で4つ。点と点を結ぶというと単純な作業に思えますが、この「指示」が曲者。面白かったです。

セミナーなどで使いやすそうなアクティビティでした。

5.グループトーク
ここでアイスブレイクの体験は一旦お休みして、アイスブレイクについて考えていただくためのグループトークをブレイクアウトルームで。

「アイスブレイクでブレイクする”アイス”には、どんなものがありますか?」

このお題で話していただきました。これがいろいろと出てきて勉強になりました。皆さんはアイスブレイクを行うときに、どんなアイスをブレイクしたいのか意識してアクティビティを選んでいますか?

6.チーム対抗しりとり【④】
ここからの2つは、参加者の持ち込みアイスブレイク。最初は「しりとり」。ルールは「文字数は3文字」「グループ内で相談可」「一つでも多くつないだチームの勝利」

しりとりって、子どもも大人もルールは知っているのがいいですよね。

元々しりとりって、時間切れだったり「ん」で終わる言葉を言っちゃったり「失敗する一人」を決めるゲーム。それを個人戦ではなく、チーム対抗にして「一つでも多くつなぐ」というルールのおかげで「失敗した一人」をつくらずに済みますし、チーム内でのコミュニケーションも図れ、連帯感も生まれます。

7.激レア共通点を探せ【⑤】
続いて、参加者持ち込みアイスブレイク2つ目は、共通点さがし。初対面同士でも、共通点が見つかるとグッと仲良くなれますね。

今回は激レア度を競うということで、グループ内で「出身地は?」「趣味は?」「○○行ったことある?」と、必死で探しました。相手のことを知ろうとすること、自分のことを開示しようとすること、どちらにもインセンティブが働くのもアイスブレイクとしていい仕掛け。

ちなみに優勝はグループの全員が「海外でミュージカルを観たことがある」でした。すごい共通点。

8.クロージング
名残惜しくありましたが、時間が来たところで終了。皆さん、楽しんでいただけたようでよかったですが、きっと他の誰よりホスト2人が楽しませていただきました。


今回「アイスブレイクをあーだこーだ語る会」をやってみて、改めて思ったのは、皆さんの推しアイスブレイクを知ることができたり(チェックイン)、参加者さんが持ち込んでくれたアイスブレイクを体験できたりするのは貴重な機会だということ。

本を読んだだけで導入するのと、こうして話を聴いたり、実際に体験してから導入するのではまったく解像度が異なります

そして、何より、アイスブレイクのアクティビティに取り組んだ後「これ、どうでした?」って話ができるのは、ファシリテーターや私のようにワークショップデザイナーとしてプログラムデザインにも取り組むひとには、メッチャ大切なことですよね。果実しかない。

次回以降は自分が開発したアイスブレイク用のアクティビティを実験する場として活用して(活用してもらって)もいいかもしれません。


いや、なんか最後はちょっと真面目な感じになりましたが、とにかく楽しいのでそれだけで開催する価値があります

何と言いますか、アイスブレイクだけのある種マニアックなこの場を求めて集まってくださる方は、日ごろご自身でも何らかの場づくりに関わっておられるからか、参加する姿勢も主体的ですし、雰囲気がとても安心できる場になっていたんですよね。そこに甘えてはいけないと思いつつ、でもホストとしてとても居心地のいい場でした。

そういう意味では、いつか参加者の立場でも楽しみたいです。


吉崎さんとは終了直後に「またやりたいですね!」なんて話になりましたので、来年のどこかのタイミングでまた企画します! そのときは今回参加してくださった皆さまはもちろん、今回参加できなかった皆さまも、ぜひご参加ください。



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