見出し画像

パン屋さんにて思う…

先日近くのパン屋さんに行った時のことです。

そのお店は住宅街の中にある、お客さんが3人も入ればいっぱいになってしまう小さなお店です。

ある日そのお店で山型食パンを買いました。
スライスしていなかったので、「スライスできますか?」と訊くと、
「できますよ」
とめちゃくちゃ感じの良いレジの若い女性の対応。
星5つ。

「じゃあ、お願いします」
と、総菜パンや菓子パンの入ったトレイと一緒にその山型食パンを女性に渡しました。

スライサーはレジのすぐ後ろ。
いつも混んでいる店内はたまたま他にお客さんがおらず、私はレジ前でなんとなくスライスが終わるのを待っていました。

…と、スライサーを動かす彼女の肩越しに見えた1枚が、とてもいびつに見えました。
「あれ?」
と思いながら見ていると、彼女は恐らく私の視線に気づきながら何も言わず、そのいびつな一枚を既にスライスされたパンが入っているビニール袋に押し込みました。
星2つ。

ビニール袋に無理矢理押し込まれだ食パンは、一体化した形が明らかにいびつ…。
もしかしたら。
「柔らかすぎてうまく切れなかったのでやり直しますね」
とかあるかな?と思いつつ見ていると、レジ袋にその食パンを突っ込み、なぜか他のパンも乱暴に放り込みました。

あまりのことに言葉も出ずに
「それほどひどいスライスではないかもしれない。見間違いかもしれない」
と自分に言い聞かせてしまった私(笑)

「スライスできますよ」と応えてくれたときの笑顔はどこにいってしまったのか、彼女はぶっきらぼうにお金を受け取り
「ありがとうございました」
とそっけなく言いました。
星マイナス5つ。

自宅に帰ってからぎゅぅっとビニール袋に押し込められた食パンを袋から出すと、1枚1枚が
「子供が切った?」
と思うくらいのすごい形状(笑)

1枚でサンドイッチ用、5枚切りくらいの厚さが楽しめる(笑)
ただ残念なことに、トーストすると厚いところはトースターの電熱部分に接触してしまい、さらに薄いところは中間のところが焼ける前に焦げてしまうほど💦
きちんとスライスされていれば、笑顔で褒められながらたべてもらえたのに……かわいそうな食パン。

袋に押し込む前に
「うまく切れなかったのですがすみません」
と言ってくれたらよかったのにな、と思います。
別に怒らないし…。
でも、できれば交換をしてもらいたかったですけれど。

彼女の接客レベルが急にぐぐっと下がった理由は謎ですが、やっぱり
「これはやばい…」
と自分でも思ったからなのではないかなぁ。

私もその場で指摘をしなかったのが良くなかったと思います。
ぱっと見ただけのことだったし、パンは袋に入ってしまったら一体化してしまっていたし、袋から出してもらって確認したら許容範囲…なんてことになったら、あとでそのお店に行きづらっくなったら嫌だなぁ、なんて思ってしまったのです。

実はそのお店、以前子供が小さいときに一緒に入ったときに、レジカウンターに置かれたアンパンマンの形のクッキーを子供が見つけて嬉しそうに指さした時に、触ってもいないのに
「触らないで!」
と子供がレジの人に注意されたことがありました。
実際触っていなかったこともありますが、そこまで言うなら子供が喜ぶクッキーを子供の手の届くところに置かなければいいのに…と憤慨し、もうずっと足を向けていなかったパン屋さんでした。
先日久しぶりに行ったらちょっと雰囲気も変わっていて、パンもおいしかったのでもう一度行ったら上記のことがありました。

多分もう行かないな。
結局行かないのなら、食パン切りなおしてもらえばよかった。
それはきっとお店のためになるから。

ショップだったら文句を言わずに来なくなるお客さん、職場だったら一身上の都合で…と辞めていくスタッフ…そこには必ず理由があるはずなのに、理由があれば改善することもできるのに…。
きちんと指摘しない私は親切なお客さんではないです。

そういうことを考えると、やっぱりスーパーなんかに置いてある意見箱って大切かも…。
今はそういうやり取りを飛び越えてネットの口コミなんかに書かれてしまいますよね。

新しく行くお店や、さがしているものがあると私もついつい口コミをチェックしたりしてしまいます。
中には、フル主観で嗜好で左右されるものだったりすると「これ書かなくてもいいんじゃない?」というものもあります。
先日はお婿君のお母様に頂いた地元のお菓子に感動して、取り寄せができないかをせっせと調べていた時に
「おいしい、と聞いたので、ほぼすべての商品を食べてみたけれど、もそもそしていて何かおいしいのか?という感じでした」(そんな内容でした)
というような口コミが出てきて不快に感じました。
それはもう嗜好の問題なので、評価せずに知り合い同士で話していればよいのではないか???と思いました。

そういうことを考えると、ネガティブな情報もきちんと収集できているお店ってすごいな、と思います。ネットの口コミも、ネガティブなものに対してネガティブなレスを返したり、良い口コミにしかレスを返していないお店もあります。
ネガティブな口コミに対して、きちんとその理由を説明して必要に応じて今後の対応や謝罪のレスをしているお店は
「行ってみたいな~」
と思ったりもします。

なぜそんなことを考えたかというと、先日献血のあとに行ったパン屋さんで買った山型食パンが、美しくスライスしてもらってビニール袋にすっきりと納まっているのを見て、その当たり前のことに感動したからです。

こうやって比較するものあったりすると、余計に片方のだめさが際立ってしまい、こんな時に口コミって書き込みたくなるのかな…などと思ってしまったからです(笑)

何だかとりとめのない内容になってしまいました💦
まとめの文章が思いつかない…🤣

因みに今日も別のパン屋さんに行きました!
最近オープンした米粉のパン屋さん…。
塩バターパンがめちゃくちゃおいしかったです。
写真を撮ればよかった、と食べ終わってから思うのはいつものこと(笑)

パン屋さん…私にとっては幸せなスペースであってほしいです♪





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?