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ギリギリセーフ

先日記事にしたやっちまったミス。
今日事務局に問合せをした。
連絡担当は社長なので、うちに来てもらった。
昨日から準備してまとめた書類を開き、社長のiPhoneをスピーカーにして電話してもらった。

ミスが発覚してからよく眠れず、ぼーっとしているのになんだかとても冴えていた。
このミスの後始末に備えてかなり緊張していたんだと思う。

担当の女性はよどみなく親切丁寧に、そして的確に修正の指示をしてくれた。
まばゆいばかりのスキルだと思う。
彼女の指示であっけなくミスは解決した。

「え?これで大丈夫なんかい?」

と思うくらいほどあっけなく。

今日のうちに、その前に指示があった通り修正した書類と一緒に、今回修正したファイルを添付して送った。

何度も数字も確認したし、間違えたファイルを添付していないかも繰り返し確認した。
何度確認しても、なんとなく怪しいような気がしてしまう。

これで大丈夫なのかな…。
まだ心配…。

一度こういうことがあって心配になると、心配のタネが解消されてもしばらく心配な気持ちだけが残る。
気づくと「何が心配なんだかわからない」のに心配している。

先日相方とけんかした時に
「人を信用しないよね」
と言われた。
多分
(俺がこんなにいろいろサポートしているのに)
という心の声がその言葉の前後についていたのだろうと思う。

人を信用するとかしないとかじゃなくて、その前の段階。
自分を信用できない。
いつもあやふやで、ツメが甘い。
今回がいい例。
人がみんなすごく見えて、自分がダメダメに思える。
人を信用するとかしないとかまでのレベルには達していない。

それでもまぁ、今回は何とかなったんだろうと思う…思いたい。

そういえば骨折した娘は、職場や駅まで私が送迎しながら2週間頑張って松葉杖をついて出勤していたが、病院で受診をした時にお医者さんに出勤をしていることを報告したら、随分驚かれたらしくて心が折れたようだった。
私も母の食事介助に通いながら、「近くの駅までならまだしも職場まで送迎をしていたら自分の仕事ができない、かといって雨の日に電車バスを乗り継いで1時間半の通勤を松葉杖で行かせることもできない」
とどうにもならなくなった。
娘が職場に再度相談したところ
「通勤が難しいとは思っていたよ」
と上司の言葉…。
同僚はみな
「なんで休まないんですか?無理ですよ」
くらいの反応。
そう…一人がそういう前例を作れば、他にまた同じような状況に陥った人はやっぱり無理に出勤しなくてはならなくなる。
だから、上司と事務長以外はみんな
「休んでほしい」
と思っていたらしい。
ギプスをして松葉杖をついて出勤してきている娘を見て、さすがに
「やばい」
と思っていたらしい上司。
それでも引っ込みがつかなかったみたいで2週間…。
相談してあっさりと2週間の休みをとることができ、おそらく今週末に受診してその結果が良ければ翌日から出勤。
娘も
「働かなきゃ」
と思っているらしい。

先日の私のミスもギリギリセーフ。
実は却ってこのミスで社長の経費に対する意識付けもすることができた。
私が蒼ざめていたことに、社長も驚いたようだ。
いやいや、あなたがまず蒼ざめて…そのくらいの私のミスでした…(涙)
娘のケガもギリギリセーフ。
あのまま職場に通っていたら、良くなるものもよくならなかっただろうし、何しろ腰や背中、他の箇所への負担も重かっただろう。
上司も折れてくれて、娘も勤労意欲が出てきた様子。

うん。
めでたし、めでたし。

雨降って地固まる。
災い転じて福となす。
瓢箪からこま(ちょっと違う?)


ほっとして、さっき娘と花火をやった。
何年もやりたかったのにできなかった手持ち花火。
火薬のにおいをかぐと「夏だなぁ」と思う。

今夜は少しほっとしてよく眠れそう。
明日は法務局に書類を取りに行って、夕方から別の案件の打ち合わせ。
ここのところ停滞気味だった仕事の入り…。
気持ちを切り替えて頑張っていこう♪

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