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手紙をかく

少しずつ桜が咲き始めました。
日に日に春らしくなっていく今日この頃。

今年に入ってから、私は友達と何度か手紙のやり取りをしています。

学生時代にご飯食べたり、カラオケに行ったり、お泊まりしたり、楽しい時間をたくさん共有した友達です。

卒業してからもメールやLINEでやりとりをしていましたが、彼女が地元に帰る前、実家の住所を教えてくれたことをきっかけに、年賀状で互いの近況を伝え合うようになりました。

それから何年か経ち…
今年の年賀状は準備するが遅くなってしまい、慌てて最低限の枚数だけ刷りました。もちろん彼女の分も。

でも彼女から年賀状は来ませんでした。

社会人になれば忙しいし、
まぁそういうこともあるよね…

少し諦めた気持ちも忘れかけた頃、
ポストに1通の手紙が。

急いで封を開けた手紙には、年賀状を送れなかったことへの謝罪と、近況を伝える手書きのきれいな文字が並んでいました。

その手紙の文字、便箋、封筒、全てから遠くにいる彼女の「今」を感じられたことが嬉しくて、早速返事を書きました。

彼女のイメージや書きたいことに合わせて便箋や封筒を選び、どんなことを書くか悩んで、書き終えたらどう封をするか、シールでも貼ろうかな、切手は何がかわいいだろうか…。

一見面倒な「手紙をかく」という作業が、大好きな友達のことを思うとすごく楽しくて、ワクワクして。
あぁ、手紙を書くってこういう気持ちを大事にするってことなんだなと、心にストンと落ちました。

彼女も私のようにワクワクした気持ちで手紙を書いてくれたのかな?そうだったら嬉しいな。

さて、少し前に投函した私からの手紙。
とっておきの便箋に、私の最新ニュースをたっぷり詰め込みました。

無事届いていますように!


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