#GWドラ2021 千葉ロッテマリーンズ陣営の指名について PART1

こんにちは。
先日、仮想ドラフトの#GWドラ2021 にロッテ担当として参加させていただきました。

ここでは、指名の方針や補強ポイントなどのお話ができればと思っております。

前回(横浜担当)の時はノートを2回に分けて若干だれた面もあったため、今回は「シンプルにわかりやすく」お伝えできればと考えてます。

1.千葉ロッテマリーンズの課題は?(補強ポイント)
2.千葉ロッテマリーンズが目指す姿は?(戦略、方向性)
3.指名選手の個別寸評

1.千葉ロッテマリーンズの課題は?

ここでは千葉ロッテマリーンズの課題と補強ポイントを精査していきます。短期的な話と長期的な話をミックスさせてお話させていただければと思います。

①投手
先発編
ゲームメイク性に優れた投手が複数おり、短期的に「緊急性がある」とは言えませんが、石川選手、美馬選手などベテランの力に頼らない体制に徐々にシフトしていく必要があります。
先発、中継ぎ問わず投手は毎年補強ポイントを高く設定する必要があると考えていますので、質量ともにある程度見極める必要があります。

中継ぎ編
「益田選手の後釜をどうするのか」は今のうちに考えておかなければいけません。もちろん昨年の4位の河村投手(星槎道都大)や、小野投手、土居投手など期待したい若手は多いものの、絶対的な守護神として君臨できそうな選手を獲得しておく必要性もあります。私個人としては先発、リリーフをドラフト獲得時に判断することはあまり好きではないのですが、逆にいうと「リリーフとして」「上位で」獲得するということはそれなりの覚悟が必要です。

②捕手
田村選手の離脱により、「信頼できる2番手捕手」の重要性を痛感するシーズンとなっております。既存の選手にも頑張って欲しいところではありますが、ドラフトとしての優先度はもちろん高いと考えました。人数的にも足りているとは決して言えず、大社1名、高卒1名の指名が必要だという結論に至りました。
ただ、今回の仮想ドラフトではウェーバー順的に僕のセリーグの推し球団である青い星球団が、捕手の目玉である古賀悠斗選手(中央大学)を2位で取ると考えておりましたので、中位もしくは下位でいい選手を見極める方針を練っていました。
まさか本番あんなことになるとは......(寸評に詳載)

③内野手
正直いうと1.2軍ともに層が厚いとは言えません。昨年3位で守備の名手である小川選手(國學院大)を獲得しましたが、できればもう一枚、いやもう一枚と言わず2枚、3枚と層を厚くしていきたいところです。今回の最重要補強ポイントの一角です。ただ、野手に関しては量を取るべきではなく質を追うべきだ、という方針です。その選手に何を求めて指名したかを明確に伝えられる選手を指名したいというのが私の思いです。

④外野手
短期的かつ長期的にいい選手が揃っていると考えております。
そのため外野手を取る必要性は考えておりません。内野手として獲得した選手が、将来的に適性を見極められ両翼などへコンバートされる、ということはもちろんあり得ますが。

以上です。
まとめると

①過渡期に入りつつある先発陣のテコ入れ
⇨B+
②益田選手の後継者を狙えるリリーフ投手
⇨A-
③田村選手に追いつけ追い越せな捕手&二軍で育成したい素材型捕手
⇨A-
④1.2軍ともに層が薄い内野手の厚みを増す指名
⇨A

となります。

2.千葉ロッテマリーンズが目指す姿は?

続きまして、指名の方向性についてのお話をします。

今年の大卒選手は、実はロッテにとって大変重要な世代だと私は考えています。

なぜなら、チームの顔として手塩にかけて育てている安田選手の同世代だからです。

ばらけさせた方がいいと考える方もおられるでしょうが、この「世代的なコア」は私は積極的に作っていくことは重要なことだと考えています。

さらに、下の世代には藤原選手、山口選手の世代が控えております。この二世代を軸に、黄金時代を築き上げていくための指名をしていきたい、というのが今回のコンセプトです。もちろん、各巡指名時に残っている中で最善の選手を指名していく、という前提は忘れてはいけませんが、少なくとも合言葉として考えていた、ということです。

今回の千葉ロッテ陣営のコンセプト
「安田世代をロッテ黄金世代へ」


あ!
短く書くとか言っておきながら、また長くなっちゃいました。すみません。
では例のごとく具体的な指名選手はパート2に回します。
次回もよろしくお願いします。

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