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音楽が私たちにもたらすものとは…【読書記録*すごい音楽脳】

3項目要約

  • 音楽が脳の活動を高め、リズムが前頭葉の機能を向上させる【音楽は脳を覚醒させる】

  • メロディよりもテンポが重要【作業効率向上には速いテンポの音楽を事前に聴く】

  • 歌本カラオケで歌いだしや音の流れを意識すると認知機能向上【歌本カラオケで認知症予防】


読書感想

【ビフォー】音楽は気分を上げたり、リラックスしたりするときに効果的であることは知っていたが、実際にどのような影響を与えているのだろうか?

【気づき】速いテンポの曲が短期記憶の処理速度を向上させる。しかし、作業中にメロディのある曲を聴きながらであると、脳の活動する場所が干渉し合い、逆効果。だから、中高生のときに「好きな音楽を聞きながら勉強するな!」と先生に言われたのか、と気づく。
しかし、聞き慣れた曲や社交的な人は、メロディのある曲でも作業の邪魔にはならないという研究結果があるとのこと。興味深い。

高齢者のカラオケは脳トレに良い、ともどこかで聞いたことがあったが、歌い出しを自分で考えることが脳に良いということは初めて知った。また、十八番の曲ばかり練習するのではなく、新しい曲に挑戦し続けることも脳トレの観点では重要である。

【TODO】

  1. 作業「前」にアップテンポの曲を聴くようにする

  2. うたってみたい歌を歌う


まとめ

脳の活動を高めるために、音楽を活用することは大変有効である。しかし、より効率的に高めていくためには音楽のテンポや聴くタイミングなどを調整していく必要がある。


書籍情報

宮﨑敦子, すごい音楽脳, すばる会, 2023


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