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メキシコ初産レポート②【メキシコ産院エピソードたち】

メキシコ出産のレポート②です。

前回①は、診察から突然入院になった私の心境についてお伝えしました。
(↓読んでない方はコチラをどうぞ)

今回は、メキシコの病院で過ごす中で、印象的だったことをお伝えします。


産院について

メキシコで有名な私立病院。
とにかく質を優先して選びました。

ナースさん、院内スタッフさんは?言語は?

院内でのエピソードを箇条書きで述べていきます。

  • セキュリティが凄すぎる
    (各サイト毎、出入りの際に身分証明書を確認する必要がある。ワンフロアで5人くらいいたりする。夫は、身分証明を忘れて出て行った時に入れなくなってしまい大変だったそうだ。)

  • 赤ちゃんの引き渡しは3段階認証
    (名前、ナンバー2種類、icチップ。これを私が読み上げるまたはナースさんが読み上げて確認。)

  • 名前を間違えられまくる
    (私はシホリというのだが、シフリ、シャオリ、シュルオリなどと呼ばれた。)

  • スタッフによって、英語が話せる人/話せない人がいる。
    (易しいスペイン語で話してくれる人も多かったが、医療用語が多いので理解が難しかった。スマホで翻訳をしてくれる人もいれば、ガンガンネイティブのスペイン語で話しまくる人もいた。)

  • ¡Gracias! / De nada. / Con permiso 祭り
    ありがとう、どういたしまして、失礼します、をすごく聞いたような気がする。
    確かに日本でもナースさんが部屋の入退室時「失礼します」とは言うと思うが、スペイン語だからだろうか、コンペルミソめっちゃ言うやんって気になってしまった。

  • やっぱりスタッフさんも勤務中に歌を歌う。
    (帝王切開後の傷口を縫っているとき、ドクターは鼻歌混じりに私の腹を閉じていた。受付のスタッフさんも何かしら歌っていた。)

  • メキシコ、全て遅い
    (ナースコールしても5分はこない。もし緊急事態だったらどうするんだろう。)

  • とにかく待たされる。
    (清算をするのに3時間待たされる。スタッフに聞いても「担当者に聞いてみるよ」と部屋を出てからその後の音沙汰なし。または「あと少しだよ」と言われ、それが数時間…)

  • 入院は2日間
    (帝王切開で、全くと言っていいほど歩けない中、退院する。自然分娩の人は1日らしい。家に車椅子がほしかったな。)

  • 病院での食事は悪くなかった。
    (メイン、アイスドリンク、ホットドリンク、パン、フルーツ、ゼリーを栄養士さんが聞きにきてくれる。メインも3種類ほどから選べる。すごく豪華!というわけではなかったが、意外にもメキシカンぽくなくて驚いた。)

朝食。ほうれん草とハムのオムレツ
昼食。白身魚と蒸し野菜。
コンソメスープが美味しかった。

以上、メキシコの病院での気づきでした!私は私立病院での出産でしたが、公立だったらよりローカルなメキシコを感じられるお産になったのかもしれません。


日本で出産すると、産後1週間程度入院しながら、授乳指導や体力の回復に専念できると聞きます。
メキシコの病院は、あくまで赤ちゃんを産む場所。2日で退院は普通のようです。自然分娩の方は1日とか。

日本の様子を知っていると、海外出産そりゃ大変!と思うかもしれませんが、意外にも、どうにかなっちゃいます。

私も心身共に瀕死の1週間を乗り越えました。

この出産を通して、
”わたしは強い”
と自信をつけられる経験になりました。


次回は、帝王切開ってどんな感じ?についてお伝えしたいと思います!






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