【考察】テレビドラマでよくある演出だけど、現実には考えられないシーンから感じたこと
夜中、闇の組織から追われている人、特に女性が、逃げている最中に、人気のない工事中のビルに入って隠れる
ありえなーーーい!?
テレビドラマでは昔からよくあるシーンですが、いつもテレビの前で大絶叫していました。
それまで、どんなにストーリーの展開が面白く見事であっても、一気にウソ臭く陳腐に感じて興ざめしてしまいます。そのドラマにのめり込んでいても、意識が現実に引き戻され、ガッカリです。
百歩譲って、その逃げている人間自体も闇の人間で、警察に見つかりたくないのなら、真夜中の人気のないビルに身を潜めるのも、ちょっとは理解できますが、
一般人なら、特に女性なら、普通、コンビニとかに逃げ込みますよね?
開店中のコンビニには、必ずコンビニ店員さんがいますし、運が良ければ、お客さんも複数人います。誰かしらすぐに警察を呼んでくれますし、監視カメラにも記録が残ります。
大体、こういう演出をする監督や脚本家は、男性です。特に、かなり年配です。
そりゃー、大昔はね。コンビニは24時間営業ではありませんでした。『セブンイレブン』はその名の通り、午前7時から午後11時までの営業時間でした。
だから、大昔の日本では、スマホもなくて、午後11時から午前7時までに、闇の組織から追われている人間が、人気のないビルに逃げ込むのはちょっとあり得たのです。
あれっ?! ちょっと待って!
今は、働き方改革で、一部コンビニの営業時間が、午前7時から午後11時に戻りつつあるから、真夜中に開店していないコンビニもあるのか!
それで、真夜中の人気のないビルには、監視カメラやセンサーがついていて、そこに侵入したり、意図的に火災を起こせば(真似しちゃダメだよ)、すぐに、消防士やALSOKだとかの警備員(警察官OBが多いとか)が駆けつけてくれるんだ!
それに、スマホの位置情報やSNSを利用すれば、すぐにたくさんの人を現場に集めたり、ライブ(生放送)で同時視聴もされるんだ!
まあ、まだそんな演出をしてるドラマは少ないようですが(わたしがただ単に知らないだけかも)。
昔ながらの演出をしつづける男性監督や脚本家もどうなのかと思いますが、わたし自身の脳ミソも、アップデートできていなかったみたいです。
わたしが10-30代のころ感じていたドラマの不自然な演出も、今の若者からしたら、また別の意見があるのかもしれません。
それってテレビドラマに限らず、他の分野でも言えそうですね。気をつけなきゃです。
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