災害時のnoteなどSNSの活用と役割
【ご注意!!】今回の記事は『津波』に関する内容です。つらい方は読まないようにお願いいたします。
はじめに、わたしは沿岸部に住んでいないので、津波による被害はまったくありませんでした。
それなのに、昨日、このような『つぶやき』をしたのには理由があります。
毎週、(土)から(日)にかけての深夜は、コレコレ氏か西村ひろゆき氏がYouTubeで生ライブ放送をやっていればそれを観ますが、昨日は、確か、両氏ともその時間はやっていませんでした(たぶん)。
それで、テレビを観ていました。NHKで羽生結弦選手が特集されていました。
すると、ラビエル・フェルナンデス元選手がコメントをしていると、突然画面が変わりました。
津波警報や注意報が発令されたのです。
チャンネルをザッピングすると、民放も次から次へとアナウンサーによる臨時放送に変わっていきました。
時間は、0時15分くらいだったでしょうか。
既に到達した津波の高さと、これから到達する津波の高さの予報が流れました。
いちばん高い場所では3メートルと予想されていました。
どの局も、
『津波 にげて』
『津波 にげろ』
のテロップが赤字でデカデカと出てきます。
CM中でも、ドラマやアニメ中でも、一部の津波の予報の画像は画面に表示されつづけました。
各局のアナウンサーたちは緊迫した口調で伝えました。
「津波です。すぐ逃げて下さい」
「引き返さないで下さい」
「家に戻らないで下さい」
「海岸に様子を見に行かないで下さい」
「命を守る行動をとって下さい」
「東日本大震災を思い出して下さい」
海岸から遠く離れたわたしは、唖然としながらもどこか他人事でした。そのときです。
「今回は、地震の後の津波とは違います。海岸付近に住んでいる人や釣りなどに出掛けた人は、今、津波が来ることを知らないかもしれません。テレビを観ている方で、家族や友人が海岸の近くにいる場合は、メールや電話ですぐに知らせて下さい」
と、アナウンサーの一人が言ったのです。
突然、わたしは他人事ではなくなりました。
大きな災害の直後は、電話回線がパンクすることが多いので、極力、電話やメールをしないようにしています。
しかし、今回の津波は、アナウンサーがテレビを見ている人たちに、海岸付近にいる人たちへ電話やメールをするように呼び掛けているのです。
仕事の関係で海岸付近に行く可能性がある親友に、メールとLINEを送り、電話をワンギリしました。電話をワンギリするのは、大事なメールやLINEを送ったという事前に取り決めてある合図なのです。親友は安全なところにいました。
次に、海岸から遠く離れた家族にも万が一のために連絡しました。もちろん、海岸付近にはいませんでした。
ホッとしたのも束の間、わたしはあることに気づいたのです。
(土曜の夜とはいえ、大半の人は寝ているだろう。起きていたとしても、最近の人たちはテレビをあまり観ない。その代わり見るのはSNS! SNS? 寝る前にnoteをチェックしている人がいるかもしれない?!)
わたしのフォロワーははっきり言って少ないです。しかも、何割かは休眠状態です。それでも、たった一人でも見ていたら!
人一人の命は地球よりも重い
それに、noteの新着から見てる人がいるかもしれません。
文言はなにがいいか。
シンプルで異変を感じ取れるものにしよう!
まずは、今、只事でないことが起きていると感じてもらうこと。詳しい情報は、テレビやSNSやラジオで各自が調べてもらえばいい。
次に、日本語が分からない人のために、英語を書きました。
文法はメチャクチャです。
『逃げて』を最初get awayにして、次にrun away quicklyに変えました。どちらの単語があってるなんかよくわかりません。まずは、一刻も早く異変を感じてほしかったのです。
しばらく放送を見ていましたが、港付近のカメラは、海の様子を見にくる人や車が映り、海岸沿いの道を避難する車や自転車の人たちも見えて、テレビのまえでハラハラして辛くなってきたので、テレビを切って寝ることにしました。
東日本大震災では、ケータイの通話やメールが繋がらなくても、SNSに書き込むことはできたので、たとえば、家屋に閉じ込められている人がブログに場所を書き込んで救出されたこともありました。
今回の津波の緊急放送は、災害時におけるnoteなどSNSの活用や役割を改めて考えさせられた出来事となりました。
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