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格闘家に殴られたり蹴られたりするお笑い芸人さんが、いつのまにかテレビシーンから消えていた┃テレビ番組とYouTubeとの違い

わたしが見ていないだけかもしれませんが、ここ数年で、格闘家から殴られたり、蹴られたりするお笑い芸人さんが、テレビシーンからパッタリ消えたようです。

元々、そういったシーンは好きではなかったので、個人的には嬉しい限りです。その理由は

✔️格闘技経験者でもないお笑い芸人さんが、殴られたり、蹴られたりして、痛がっている光景は全然楽しめなかったから

✔️格闘家も、素人相手にやらされていて、ケガを負わすリスクを背負わされて可哀想に見えたから

✔️本番で、格闘家がお笑い芸人さんに実演する前に、たぶん、ADさんあたりがお笑い芸人さん役をやって、殴られたり、蹴られたりしているだろうから、映っていないところの苦労も想像してしまう

格闘家がお笑い芸人さんを殴ったり、蹴ったりするテレビシーンが消えたのは、近年、テレビ番組内でのコンプライアンスが厳しくなったり、コロナ禍で人と人との接触が避けられたりしているためと考えられます。

でも、格闘家の実演は迫力があり、格闘家同士の闘いだけでなく、格闘家と素人との闘いも需要がないわけではありません。

実は、わたしも、YouTubeでは格闘家と素人との闘いが好きです。そこで、テレビでは嫌いなシーンがYouTubeでは好きな理由を考えてみました。

✅元プロボクサーの渡嘉敷さんや、RIZINの朝倉兄弟など、インストラクターとしても経験充分な方たちがやっているので、匙加減が分かっていて安心して見ていられる。
3~5分間、容赦なく殴ったり、蹴ったり、寝技を掛けたりしている(ように見える)が、例えば、後頭部を強打して、これ以上の闘いが危険だと判断すれば、インストラクターとしてストップをかける。動画としての面白さを追及しない。それが却って、格闘技への本気度が伝わってきて、迫力が生まれている。
✅闘いの後で、素人の対戦相手に、プロの格闘家になれる素質があるかどうかに言及したり、基礎コースから練習することを勧めたり、心ややる気のアフターケアも欠かさない。
✅闘ってる最中はテロップや音声で、闘いが終わった後は対談で、きちんと分かりやすく解説をしてくれる
✅ボクサー×総合格闘家、プロレスラー×総合格闘家など異種格闘技において、互いに尊敬し合っているのが伝わってきて、観ていて嬉しい気持ちになる

また、テレビは放映時間が決まっている。テレビのバラエティーやスポーツ番組では格闘家主導で対戦相手が選べない。段取りも編集も格闘家ではなく、テレビの演出のプロが行っているので、興味関心のツボが違って来てしまう。

どちらが良くて、どちらかが悪いということではなく、格闘家と素人との格闘技を観るなら、わたし個人は、テレビではなくYouTuberでもある格闘家のチャンネルがツボが合ったということです。

またこれも個人的な意見ですが、テレビのバラエティー番組で、格闘家から一方的に殴られたり、蹴られたりしているお笑い芸人さんを見ても、格闘技は習いたくなったりしませんが、YouTuberである格闘家のチャンネルを観た後は、格闘技を習いたくなります。

これって、つまり、格闘技愛の差なのではないでしょうか。

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