今年58歳で死ぬんじゃないかと怯えている出川哲朗を見て、長寿家系に生まれた自分が恵まれていることに気づかされた
先日、テレビ番組『さんま御殿』を観ていたら、出演者の一人である出川哲朗が
「祖父も父も58歳で死んでいる。今年58歳になる自分も、今年で死ぬんじゃないのか」
と怯えていたが、明石家さんまや他の出演者が
「今は医学が進歩してるから大丈夫」
と励まして、サクッと別の話題に移ってしまった。
その数ヵ月前、テレビ番組『アッコにおまかせ』に出演していた出川哲朗が
「アレルギーの関係で、コロナ予防ワクチンを打てない」
と言っていたから、58歳を迎えるタイミングでのコロナ大流行は、出川哲朗の死への恐怖心を大増幅させたんだと思う。
一方、わたしはというと、100歳を越える祖母が寝たきりでも認知症でもなくまだまだ健在だ。
だから、 40代のわたしは、 まだまだ人生の折り返し地点にもたどり着いていないと思っていて、老後の資金の心配をすることはあっても、今年や来年に寿命が尽きるかもしれないという心配はあんまりしてこなかった。
出川哲朗が仕事で大成功を納め、おそらく莫大な貯蓄がありながら、58歳という年齢に怯えて、あと10年、……、あと5年、……、あと1年とカウントダウンしながら生きてきた40~50代はさぞ辛かったであろう。バラエティ番組で見せる笑いの裏には、常に死がよぎっていたとは。
そう言えば、どんな死に方であろうと、親が早死にした子どもは、その親の死んだ歳までしか生きられないんじゃないかと怯えていると聞いたことがある。
だから、100歳以上まで生活するための老後の資金を心配している自分は、贅沢な悩みを持っているのかもしれない。
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