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パパママ学級に見る、伝えたいことは直接伝えない方法 / 海外に挑戦する友の眩しさ

この投稿内容は、過去私が紙の日記に残していたものを回顧しているものです。詳しくはこちら

2/12(月)
今日はパパママ学級。
パパママ一緒に色々勉強するのかと思っていたら、助産師さんから開口一番
「ママは嫌でも産院で学ぶので、パパを中心に教えます」とのこと。

夫たちは重りをつけた服を着る妊婦体験をして、沐浴、おむつ替えをマスター。パパが体験したり熱心にメモ取っていたりするのを妻たちは後ろから見守っていた。なんだかすごくやさしい世界が広がっていて、心が温かくなった。

ポイントだなと思ったのが、助産師さんという存在。妻が夫に「こういうところ気を付けて」「妊婦ってこれが大変なんだよ」を直接言うと、一方通行な伝え方になって険悪な雰囲気になってしまうこともしばしば。

助産師さんというプロの第三者が公共の場で伝えることで、パパも腑に落ちやすそう。これを見て、結構伝えたいことを伝えたい相手に直接言わず、誰かに代弁してもらうことってどんな場面でも大事なことかもな、と思った。

夫婦間の問題もそうだし、仕事でお客さんに対してもそう。直接売られるより、「〇〇社のサービス・商品っていいよね」を第三者に代弁してもらうと買いたくなる。

子育ての「〇〇しちゃだめ」もそうかもな。特に「意図しない形で」第三者からの発言によって気づいてもらう伝え方、気をつけてみよう。

2/25(日)
出産を控えたわたしもそうだけど、30に差し掛かると、人生の岐路に立っている人が多くなってくる気がする。

妊娠した友人以上に、転勤転職・ワーホリ・進学の機会を得て海外で暮らすことを決めたり、地方に移住したり、新しい挑戦をはじめる友人がすごくすごく増えた。みんな、幸せになるために、次の扉を開くためになにか動きたい、という一心で挑戦していて、ほんとうにカッコいい。

わたしにもそういう道あったのかもなあ。人生をかけた大きな挑戦したいと思っていたし、今も思っているんだけど。と日に日に大きくなるおなかを見ながら頻繁におもう。

最近はあまりにもそういう友人が多いから、挑戦に向かう友人たちを応援しながら見送って、それぞれのフィールドに遊びに行く星のもとに生まれたのかもな、と開き直ってきた。

昔から海外志向だったことや学生時代の留学経験もあり、海外暮らしに憧れはあった。

でも、海外に何度か行く中で、絶対海外住みたい!ではないかな、というのも腹落ちはしていて。

というのも、わたしにとっては和食や食べ慣れたもの、100%分かる言語から離れるのが地味にストレスだと感じるのと、わたしは海外に刺激を求めてるから、海外暮らしで日常を作っていくよりは、世界各地を旅しながら安定した基盤は日本に持ちたいかな、というのが一旦の言い訳。
(現実的に夫の仕事が国内、わたしもなんだかんだ親から離れられない、とかまぁ色々あるけど)

トルコ・カッパドキア。こんな景色をひたすら見に行きたい

でも、これでいいんだよね、と何度も立ち止まりたくなる。もうおなかの子の成長は止まれないんだけどさ。

母になってみたい、というのはわたしが小さい頃からずっと希望していた道。そして、わたしが一人っ子であることに起因するような過干渉な親との諍いに辟易していたから、自分の子にはきょうだいを作りたい、というのも。

頭では分かってはいたけど、出産が高齢になるにつれて子に負荷がかかる、というのを出生前診断を受けるかどうか決める際にお医者さんから説明されて「少しでも早くきょうだいも作らなきゃ」という気にもなった。

なんとなく生きてたら子を産むことになっていた、じゃなくて、この道を自ら選んだことに自覚的でありたい。「海外での挑戦」はすごく眩しいけど、母になりながら自分らしく楽しむ挑戦を選んだことに自信を持てるように、毎日を重ねていこう。

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