布団のシーツを洗濯したあと。
昔から、
布団のシーツや枕、掛け布団のカバーを
洗濯したあとにいつも思う事があって。
私はちょっと不器用で、
いつもほんのちょっと上手くいかない。
掛け布団のカバーの角と
掛け布団の中身の角を合わせたいとき、
シーツを広げて下との隙間に挟むとき、
枕を枕カバーに入れるとき。
右側に回って、左側に回って、
まくら側、足元側からバランスよく引っ張っては直し、
回っては直し。
普段は感じないけど、
この時ばかりはいつもひょっこりと現れる私の
理想と感情。
あぁ、もうひとりここに誰か居たらなぁ。って。
布団のシーツやカバーを天気のいい日に全部洗濯して、
洗濯してる間もふたりでなんだかんだ過ごして、
洗濯が終わった頃に、「よし!」って楽しくなる。
そんな人が居てくれたら、
清々しく、気持ち良くなったシーツたちを
両側から一緒に整えられたら、
私のちょっと不器用な時間が、楽しみになる。
そうやってちょっとの幸せを
毎回待ち遠しく思えたら、私はきっと大きな幸せに感じるんだろうなって思います。
そんな人が、きっと私が将来すきになるひとです。
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