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記憶I


親から口酸っぱく言われ続けた言葉や教訓。


成人してから数年が過ぎたいま、
育ててくれた時期を振り返ると「これだけはよく言われ続けて育ちました。」
なんて教えは私には無かった気がする。

テレビ、雑誌、インタビューなんかを見てると、
親に「これだけはよく言われ続けました。」ってよく聞く。

身内からのそういう言葉って、人生の、
なんか心強い軸みたいな考えみたいな、
それを親から受け継いでいく感じがして。

何故か、それが羨ましかった私。
そんな私が最近ふと、気づいた事。


それは、私にもありました。
母からの教え「これだけは、、。」のお話。


私は幼い頃きまって読んでいた本があって、
『名たんていカメラちゃん』

まばたきをすれば、その瞬間をカメラのシャッターみたいに記憶できる女の子が事件を解決していくお話。

昔、この本のシリーズをずっと読んでいたことを思い出した。
どんな時でも目のシャッターで記憶する。
幼い頃の母と私は、
「こんな才能があったら良いね」、
「あ、私いまカメラちゃんみたいにシャッターしたよ!」
「カシャ!(ぎゅっとまばたき)☺︎」


母と何度も、このカメラちゃんの話をした思い出が私にはあります。

いまや直ぐ手の届くところに常にあるスマホ、
大人になるほどカメラちゃんの事はすっかり忘れてたなぁ。



どうしてこのカメラちゃんを思い出したのか、
私のおもう記憶について、
長くなりそうなので、それはまた次の投稿で。

そうだ。あなたの大事な教えはなんですか?

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