市販薬の達人(研修中)

登録販売者試験(令和5年)で「ある方法」を用いて午前午後双方とも試験時間の半分弱で解き…

市販薬の達人(研修中)

登録販売者試験(令和5年)で「ある方法」を用いて午前午後双方とも試験時間の半分弱で解き100点超を取った、クローン病持ちの難病患者がいよいよ市販薬の世界に足を踏み入れます。添付文書をさらに分かりやすく説明することを心がけてあなたの薬選びに貢献していきます!

マガジン

  • 整腸剤の効果と解説

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  • 「市販薬の達人」解説記事トップ6

    よく読まれている市販薬の解説記事をランキングにまとめました。 24年4月は順位の変動がありました。

  • 市販薬の入門書:知って納得!薬の効果と選び方

    登録販売者試験に合格してから医薬品の調査研究を兼ねて市販薬の記事を書いています。 今回は入門書として難しい言葉はさけて、「知ってよかった」市販薬全般のことや薬の選び方など基本的なことを記事にまとめました。以下、その一例です。 1.頭痛がひどくて薬局へ行くと、棚の上から下までたくさんの頭痛薬が並んでいました。あなたはどの頭痛薬を選びましたか? 2.薬を使う前に確認することが3つあります。そうすることで副作用のリスクが減るばかりか、次の薬選びにも有効です。 3.熱が下がらない、痛みが取れない。だから薬を追加する。でもそれでは症状が良くなるどころかもっと悪くなるかもしれません。 4.頭痛も歯痛も鎮痛剤を飲めば不思議と痛みはなくなります。だから痛くなったらまた薬を飲む。しかし市販薬は治療をしてくれるわけではなかった。(続く)

  • 生理周期と生理痛、貧血と更年期症状によく効く市販薬

    女性の生理は10代から始まり、50代で終わるまで毎月1回、生涯で500回程度だといわれています。 年齢とともに現れる症状は異なり若いときは下腹部痛が、30代後半ころから生理周期が乱れるようになり、40代に入ると突然顔が熱くなったり寒くもないのに汗が出るなど今までなかった症状が現れることがあります。身体のだるさやイライラ、気分の落ち込みは年齢に関係なく続きます。 では生理の症状が現れたとき、みんなは何をしているのか。アンケートによれば横になったり、薬を飲んだりと症状が治まるまで「ひたすら耐える」しかありません。何か方法はないのでしょうか。 生理の症状が少しでも軽くなるような普段の生活習慣から、症状別によく効く市販薬を15本、記事にまとめて解説しました。 特に貧血の記事は、私の経験を元にまとめているので参考になるかもしれません。

  • 漢方薬の解説記事特集

    市販薬の解説記事の中から「漢方薬」を集めました。

最近の記事

  • 固定された記事

生理周期と生理痛、貧血と更年期症状によく効く市販薬

女性の生理は10代から始まり、50代で終わりを迎えるまで毎月1回、生涯で500回程度あるともいわれています。 年齢とともに現れる症状は異なり、若いときは主に下腹部痛が、30代後半ころから生理周期が乱れるようになり、40代になると突然顔が熱くなったり汗が出る、いわゆるホットフラッシュと呼ばれる初めての症状が現れることもあります。 また、身体のだるさやイライラ、気分の落ち込みなどの精神症状は10代でも50代になっても年齢に関係なく起こります。 では生理の症状が現れたときみん

    • 宮入菌は大腸バリアの回復と抗炎症作用で腸の炎症を抑制する:ミヤリサンの解説(2)

      下痢はなぜ起こるのか 便は通常、睡眠中に水分を吸収されながらぜん動運動で直腸近くまで運ばれます。そして起床後、朝食の「胃結腸反射」で直腸まで運ばれると「直腸肛門反射」によって便意を催して便を排出します。 これが「排便リズム」であり、この仕組みを理解すれば排便には「睡眠時間」と「朝の時間」が重要であることがわかります。 しかし、日常生活の様々な原因によって排便リズムが乱れ、自律神経が乱れて腸内環境が乱れると下痢や便秘などの便通異常が起こるようになります。下痢が起こる原因

      • 酪酸は大腸のエネルギー源としてぜん動運動、バリア機能を強化する:ビオスリーの解説(2)

        おじさんはなぜ走るのか 天気の中継では、皇居の周りを走るランナーを映し出すのが一つのパターンとしてお決まりになりつつあります。炎天下だろうが雪が降ろうが、平日だろうが休日だろうが、いつも彼らの走る姿が映し出されますが、疑問に思ったことはないだろうか。 なぜおじさんは走るのか 健康維持や体力向上が目的だと彼らはいうかも知れないが走ると疲れる、普通のおじさんはそう思います。しかし、彼らは当たり前のように靴紐を結び、玄関をまたいで走りに出かけます。普通のおじさんと、彼らの違

        • ビフィズス菌は整腸、免疫力と脂肪抑制に効果あり:ビオフェルミンの解説(2)

          腹にまつわる慣用句が多いのはなぜ 腸の働きを調べるとよく目にするのが「腸は第二の脳」という言い回しです。 私たちの身体は脳の指令を受けて機能しますが、「腸だけ」は独自の判断で機能することがあります。その最たる例が食中毒による下痢であり、小腸の免疫器官で大腸菌などの病原菌を見つけると、腸は脳からの指令を待たずにすぐ排出するように働きます。 だから下痢だからとすぐに下痢止めを服用すれば、病原菌が身体に留まる危険があり注意が必要です。 腸は第二の脳である。いつからそういわ

        • 固定された記事

        生理周期と生理痛、貧血と更年期症状によく効く市販薬

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        • 整腸剤の効果と解説
          6本
        • 「市販薬の達人」解説記事トップ6
          5本
        • 市販薬の入門書:知って納得!薬の効果と選び方
          7本
          ¥600
        • 生理周期と生理痛、貧血と更年期症状によく効く市販薬
          15本
          ¥1,300
        • 漢方薬の解説記事特集
          10本

        記事

          朝食を毎朝食べると便秘が改善する理由

          昨年12月の記事で、私は次のようなことを言っていました。 「今月に入って、私の体調は明らかに改善した」 かぜをひき、40度近い熱が出て体調が大変なときでも、熱が下がり体調が回復すれば熱が出たときの記憶は忘れます。 私は現在も体調が落ち着いているので、体調が悪かったときの記憶は断片的にしか覚えていないので、12月のこの記事は新鮮でした。 では、なぜ私の体調は改善したのか。その原因の一つが「便秘」にも効果があるのではないか、という仮説のもとに情報を整理して記事を書くに至り

          朝食を毎朝食べると便秘が改善する理由

          のぼせやめまい、動悸など更年期症状によく効く漢方薬:ルビーナの解説

          生理と更年期の症状は何が違うのか 生理も更年期も症状が起こる主な原因は、女性ホルモンのバランスの乱れによるものなので同じ症状が多いですが、よくよく調べてみると「決定的に違うもの」がありました。 30代までの女性の7割近くが下腹部痛に苦しむが、更年期女性にそれはほとんどない 一方で更年期に起こるのぼせや発汗などのホットフラッシュは、30代までの女性にほとんどない

          のぼせやめまい、動悸など更年期症状によく効く漢方薬:ルビーナの解説

          更年期症状を50年改善してきた独自処方の女性保健薬:命の母Aの解説

          病気になってわかったこと 私は病気になって以降、健康に関する情報収集やその分析を徹底的に行い、それは現在も継続しています。現段階では次の結論にたどり着きました。 1.生活習慣を早起早寝に徹底する 毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝る。「毎日同じ時間」を繰り返すことで身体が同じ時間に合わせて働くようになります。 2.朝日を浴びて適度な運動をする 朝日を浴びることで体内時計がリセットされます。リセットされると自律神経が交感神経に切り替わり、脳が覚醒して身体は活動的になりま

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          生理前の不安と不眠は朝活と漢方薬で改善する:加味帰脾湯の解説

          桜はなぜ美しいのか 桜の開花が発表されて各地の「名所」と呼ばれる地域は人でにぎわっている、と昨日ニュースで報道していました。 私にも「思い出の名所」があり、そこは桜並木が延々と数キロ続く長い道で、この時期にそこを通るたびに春の陽気と相まって気分が高揚したことを思い出します。 桜はなぜ美しいのか。桜を見上げるたびに思います。そして出る答えは毎年同じです。 桜が美しいのは花が咲き満開になりそして散る、この一連の流れが短期間で完結するからである 桜が咲く時期は1年52週

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          将来の不安を理論と漢方薬で解消する:桂枝加竜骨牡蛎湯の解説

          新しい友達の作り方 新しい生活は春うらら、期待に胸が膨らみます。 ・転職や部署異動 ・入学や進級 ・引越しや結婚、など 毎日、同じ人と同じ仕事や生活をしていればストレスを感じないのは「安心感」があるためです。 この人は、この場所は私にとって「危険」ではない 危険でないものに人の警戒心は弱まりストレスは感じません。友達や家族と一緒にいると落ち着くのは、長く一緒にいたことで彼らが危険でないことを知っている「安心感」があるからです。 安心感は時間の共有だけではありませ

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          人間関係127の法則と漢方薬でイライラを解消する:抑肝散陳皮半夏の解説

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          生理前のイライラを抑えてぐっすり眠れる体質になる:柴胡加竜骨牡蛎湯の解説

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          更年期のイライラや生理不順など心身の不定愁訴を改善する:加味逍遥散の解説

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          更年期症状は大豆イソフラボンで緩和する:エクオールの解説

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          生理前のニキビ、目の下のクマやシミを改善する:桂枝茯苓丸料加ヨクイニンの解説

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          更年期症状の突然のほてりや発汗、冷えのぼせを改善する:桂枝茯苓丸の解説

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          更年期症状の突然のほてりや発汗、冷えのぼせを改善する:桂枝茯苓丸の解説

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          貧血の主な3つの原因と貧血鉄剤、鉄サプリの違い:貧血治療薬と改善薬の解説

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