私のことについて



私のことについて

私は美術作品のためのヌードモデルをしています。
もう気がつけば〇〇年も続けています。
私はこの仕事がとても好きです。
この仕事を通じて感じたことを記録していくためにnoteを始めました。
穏やかにひっそりと続けていければいいなと思います。

美術のためのヌードモデルとは

私のしている「美術のためのヌードモデル」とは、美大・芸大や専門学校、絵画教室などで、人体の構造を勉強するためのデッサンなどのモデルをすることにより、作品を作るためのお手伝いをする仕事です。
基本的に、一定時間じっと動かずにポーズを取り、その様子を参考にして作り手の方が作品を作っていきます。
取るポーズによっては身体的な負担が大きいこともありますから、作り手の方がどんなものをイメージして制作したいかとすり合わせながら、毎回のポーズを決めていきます。

ありのままの裸である意味

裸であることは、もちろん人体の構造や細部を見るためのことでもあり、人間をありのまま見るということでもあるのかなと思っています。
制作の方向性によっては、ヌードモデルにも若さや美しさが必要となることが多いです。
ですが私の身体は、これまで長年ヌードモデルを続けてきていながら、いわゆる美しい身体ではありません。
美の基準とされる体型からは大きく外れています。
それでも私はこの自分の身体が好きなのです。
そんな基準から外れた身体でも、ありのままの人間の裸として、私はヌードモデルを続けていきたいと思っています。

これから

さらに年齢を重ねていけば、ますます世間的な美の基準からは自分の身体が離れていきます。
その葛藤も、このnoteで隠さず綴っていきたいと思います。



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