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本紹介2 からくり夢時計

 こんにちは、シグピットです。
 今回は前置きが思いつかなかったので、さっそく本編どうぞ!


概要

 夢なんて抱いてもしょうがない。そう思っている田舎暮らしの少年が主人公。
 現実を突き付けてくる兄や父親が大嫌い。
 そんなある日、鍵をみつけ近くの時計にさしてみると、昔へタイムスリップする。
 そこには、現在とは大きく違うやんちゃな兄の存在や今は亡き母親がいた。
 そこで過ごすにつれ、ある真実に気づく。なぜ兄はこんなにも変わってしまったのか。

感想

 平易な文章ですが、とても心に来ました。その中でグッとくるフレーズがあったので紹介しますね。

「ーーつまり、過去を変えたいと思った時には、もう遅いってことさ」
(中略)
「その時に気付くか気付かないかで、その後の未来は大きく変わるのだよ。分かるかね?」
(中略)
「神様が人間にタイムマシンを作らせないのは、公開や失敗を過去の塗り替えなどえで等閑にせず、その思いを、後世、未来へとしっかり紡いでいかせるためだと、わしは思うんだ」
(中略)
「未来ってのは、いつもここにあるんだよ、ここに」
 自分の胸のあたりに手を当て、いつもみたいに格好よく片目をつぶってみせた。

 あえてどのシーンかは伝えませんが、個人的には最重要シーンでしたね。

 まぁ、一番感動したシーンは違いましたが。感動する部分は紹介したくてたまらないのですが、楽しんでもらいたいので、伏せますね。
 とにかく、感動しました。ほんとに。
 リンクも貼っておきますね。アマゾンのリンクを。

Amazon.co.jp : からくり夢時計

 ここまで見ていただき、ありがとうございました。
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