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「心の休憩」におすすめの一冊 2015年10月9日

 今回、紹介する本は
 初版が2005年。
 10年前に出版された本です。

 タイトルは
 「心のなかの幸福のバケツ」。

 読んだことがある方もいるかもしれません。

 先日、久しぶりに
 「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」を読み返していて

 関連本として知り、興味を持ったのが
 この本でした。

 カバーのサブタイトルには
 「仕事と人生がうまくいくポジティブ心理学」

 帯には「勝間和代氏推薦!」と大書され
 「ストレングス・ファインダーで強みを知って、バケツを満たそう」
 とあります。

 ※「ストレングス・ファインダー」とは
  「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」の原書タイトル

  人は誰でも心にバケツをもっている。
  他人に何かを言われたり、されたりするたびに、
  このバケツの水は減ったり増えたりする。
  バケツの水がいっぱいのときは、気分がいい。
  バケツが空になったとき、気分は最悪だ。

「心のなかの幸福のバケツ」

 で始まる“バケツとひしゃくの理論”が
 本書の軸になります。

 心のバケツを満たす水とは?

 言葉
 そして
 想い とか、感情でしょうか。


 大人の絵本のような
 読みやすい体裁で
 文章も易しく分かりやすいので
 すぐに読めると思います。

 それでも時間がなければ
 第6章の「ポジティブになるための5カ条」
 だけ読んでもいいかもしれません。

 実に簡単。誰にでもすぐできることが書いてあります。

 でも、簡単だと分かっていても
 一歩が踏み出せないこともあるわけで。

 そんなとき
 この本が背中を押してくれるでしょう。

 職場の人間関係
 家族や大切な人との関わりを
 なんとかしたい、見直したいというとき
 よく効く本だと思います。

 連休に「心の休憩」をするのに
 お勧めしたい一冊です。

ドナルド・O・クリフトン、トム・ラス 著、高遠 裕子 翻訳 「心のなかの幸福のバケツ」

折に触れ、読み返したくなる本です。

(VOL.2504 2015年10月9日 配信 メールマガジン あとがきより)


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