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50歳になってから、ず~っと見つけられなかった答え 2016年8月13日

 自称「つかんだ女」神垣です。

 今年の1月に50歳を迎え、
 ず~っと「答え」を探していました。

 20歳のときから憧れていた年齢に
 やっとなれたのに、実際のわたしは
 どう?

 向田邦子みたいな女性になりたかったのに
 仕事も私生活も全然かけ離れていて
 ダメじゃん。

 そんな気持ちを抱えたまま、
 はや7カ月。

 この心のもやもやをどう晴らせばよいのやら、と
 俳句を始め、絵を描き始め、
 試行錯誤が続いております。

 そして、やっとここににきて
 「答え」らしきものを見つけました。

 為末 大さんの「限界の正体」

 50歳になってから、ず~っと見つけられなかった
 答えがこの本にありました。

 おととし、それこそ
 自分の限界を突破するような
 大仕事を経験してから、

 それ以降、仕事に対して
 「ワクワク」する気持ちをすっかり無くしていたわたし。

 「これではいかん!」と思いつつ
 上がらぬモチベーションと格闘しているうちに
 50になり、
 “理想”とはほど遠い自分に
 ますますうんざりし、
 さらにモチベーションの上がらぬ日々を
 過ごしていました。

 もう、ええわ、と
 お得意の開き直り攻撃をかけ始めたとき

 出合ったこの本を読むと
 いちいち腑に落ちることがありました。

 知らず知らずのうちに
 あれほど嫌っていた「型」とか「枠」
 (本書では「檻」と書かれていますが)
 に、はまってしまっていたんだなぁ、
 と今さらながら気づいた次第。

 大概、柔軟に物事考えてきたつもりだし
 臨機応変に身を処してきたつもりでいましたが
 結局、「つもり」のまま、全然できていなかったことに
 本書を読んで気づきました。

 本書には、こう書かれています。

   自分の感情をワクワクさせるにはどうすればよいか。
   視点を変えて、「why(なぜ)」ではなく
 「how(どのようにして)」で考えてみることです。

為末 大 著「限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法」

 「なぜ?」「なんで?」を連発する前に
 これまでにたまった経験とか知識を1回とっぱらって
 「やってみなはれ」ってことなんでしょうね。

 人生に必要なのは
 挑戦と実験。

 そう思うと、なんだか
 ワクワクしてきたぞ。

為末 大 著「限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法」

 読んでよかった。
 もう1回読み直そうと思える1冊です。

(VOL.2695 2016年8月13日配信 メールマガジン あとがきより)


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