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建築物からたどる沖縄 2023年7月21日

 自称「また行きたい女」神垣です。

 今は復習と予習にいそしみます・・・


今年、2回目の沖縄旅行で
すっかり沖縄ラヴァーズになりました。

土地も、人も、食べ物もすべてが魅力的
ですが、沖縄探訪の楽しみの一つとして
建築物も挙げられます。

レンタカーで走っていて目につくのは
コンクリートの住居。

花ブロックと呼ばれる
独特の装飾が施されていたり、
看板代わりにコンクリートの壁面に
ペンキで文字が直に描かれていたり……
とってもユニーク。

わが家には歌って踊れるアーキテクトが
1名おりますが、彼が
「あの沖縄の教会が表紙になっとる!」
と買って帰ったのが
「沖縄島建築 」という本でした。

確かに、わが家で初めて沖縄を訪れたときに
向かった聖クララ教会が表紙を飾っています。

ステンドグラスと丘の上に静かにたたずむ
建物の風情が素敵でした。

ページをめくると、今年、訪れた
シーサイドドライブインも!

建物に込められた意図・意味を知ると
再訪したくなります。

本書は、沖縄各地の建築物を
地域別に、写真はもちろん
図解や年表と共に紹介しています。

これから沖縄に行く人も
また沖縄を訪れる人も
本書で予習復習すると
沖縄の建築物をより深く観察し、
味わうことができるでしょう。

来年はぜひ、糸満市にある小さな現代美術館
「キャンプタルガニーアーティスティックファーム」
へ行こうと思います。

岡本 尚文 著・監修・写真「沖縄島建築 建物と暮らしの記録と記憶 (味なたてもの探訪) 」

第6回沖縄書店大賞の
沖縄部門準大賞を受賞の1冊!

<追記>
キャンプタルガニーアーティスティックファーム館長
大田さんの言葉
「世の中をときどき、からかいながら生きていかないとね、
 息がつまっちゃうじゃない」
が印象的。
こんなふうに本書では、建物の主へのインタビューにも
心に残る言葉が多くあります。

(2023年7月21日 VOL.4310 配信 メールマガジン あとがきより)



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