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Google BardからGmailを呼び出すのは驚くほど簡単だった……!

BardがGoogleサービスと連携してくれるという噂を聞きつけたので早速試してみたら、簡単すぎて感動できる!!
それを知ったのはこちらツイートを紹介してくれた友人。いつもありがとう。

早速試してみました。


初期設定はダイアログで1つ答えるだけ

とりあえず初期設定とかしないでGoogle Bardにアクセスして、いきなりメールについて聞いてみる。

Google Bard: https://bard.google.com/?hl=ja

対応が必要な重要なメールを3件教えて

すると下記のようなメッセージが現れ……

少し待つと下記のようなダイアログが現れる。

これで「接続」を選ぶだけで使えるようになる。
え?これだけ?

Bardにメールについて聞けば探して答えてくれる

さっそくメールの分析が始まり……

すぐに先程の質問に答えてくれる。

実際にこのメールがあるかと言うと……

この通り。
重要フラグもついてないしプロモーションメールなので重要なメールではないのだが、メールを探して答えてくれるのはかなり便利なことになりそうだ。
たまにハルシネーションで変なメールを回答してきたりするが、その際はメールへのリンクがないので真偽を判断しやすい。

ドキュメントも探して答えてくれる

Googleドライブに保存しているものも検索できるそうなので試してみた。

最新のAI論文をドキュメントから2件探してきて。

最新ではなかったが、Googleドライブに保存している論文をちゃんと探してきてくれた。素晴らしい。。。

Google Workspaceの場合

Bard利用は管理コンソールからの設定が必要

企業向けにGoogleから提供されている、独自ドメインでのGoogle Workspaceでも同様にBardからメール等をアクセスできるか試してみた。
試しにBardへアクセスしてみた。

https://bard.google.com/

「Bardはこのアカウントでは利用できません」とのメッセージが出てくる。
Bardを利用できるようにするには管理コンソールからの設定が必要になります。

管理コンソールでの設定方法

下記の管理コンソールに管理者権限でアクセスし、設定を行います。

管理コンソール: https://admin.google.com/

早期アクセスアプリの設定」を検索して、該当の設定画面へ移ります。

サービスステータスのメニューを開く。

サービスのステータスオフになっているのでオンに変更して保存する。

設定はこれだけです。これでBardが利用可能になります。

Bardは利用可能になるも、Gmailなどのは閲覧できず。。。

再度、利用者アカウントで下記URLにアクセス。

Google Bard: https://bard.google.com/?hl=ja

利用規約同意画面に変わりました。下までスクロールして同意するを押せば利用することができます。

あとはいつもどおり質問プロンプトを送るだけ。

下記の通りメッセージを表示してくれましたが、実際のメールは見ていないようでした。プライベートアカウントの方ではメールへのリンクもついていましたが、Google Workspaceのアカウントではリンクもつかないし内容もそれっぽいハルシネーションしか出ませんでした。。。
残念。。。

これらのメールは受信していない。。。

まとめ

Google WorkspaceのBardはまだメールやドキュメントの検索はまだ非対応のようで残念でしたが、これがいずれ業務で利用できると考えると非常にワクワクする更新内容でした!
MicrosoftもOpenAIサービスで同様のことをしてくるかと思いますが、業務が効率化されることは間違いなさそうです。

生成AIに興味がある方は、下記に色々まとめているので興味があればご覧ください。


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