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仕事をしやすくするために私がやっていること

こんにちは。
IT企業で法務をやってるよしだです。
個人のスキルアップって難しいですよね。
どうやったら、仕事しやすくなるのかなと思い、日々試行錯誤しています。

私が試行錯誤してることって再現性ってあるのかなと思い、自分が意識してきたことを簡単にお話ができればなと思います。

伝えたいこと

自分の行動を細分化する

自分の課題・必要なスキルを言語化する

インプットは真似から入る。
アウトプットはできるだけ誰かから評価してもらい、答え合わせをする。

相手を知り、自分を知ってもらう。

社会人基礎力って?

個人のスキルアップにあたって、スキルってなんぞやというところからいきたいと思います。

経産省の出している社会人基礎力を参考に考えていきたいなと思います。

「社会人基礎力」とは、2006年に経済産業省が提唱した「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」です。

「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」という3つの能力と、それらを構成する12の能力要素から成り立っています。

・前に踏み出す力には、「主体性」「働きかけ力」「実行力」の3つの能力要素が含まれます。

・考え抜く力には、「課題発見力」「計画力」「創造力」の3つの能力要素があります。

・チームで働く力は、「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「情況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」といった6つの能力要素から成り立ちます。

https://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/

これらは、よく言われるポータブルスキルってやつですね。
確かにこれらが身についていると、仕事はしやすくなるかなと思います。
この上に、法律、会計、営業、経営企画などの専門性(テクニカルスキル)が乗っかってくるイメージですね。

出典:人事の図書館
https://service.gakujo.ne.jp/jinji-library/soshiki/00094/

わたしは、テクニカルスキルよりも、ポータブルスキルが身につく方が圧倒的に仕事がしやすくなる感覚を持っています。

とはいえ、上記の社会人基礎力は、抽象的で分かりにくいし、万人にそのまま当てはめられるわけでもなさそうですよね。

ポータブルスキルはどうすれば、身につくのでしょうか?

マインドセットも大切。
インプットも大切。
アウトプットも大切。

もちろん、そうなのですが、私は「どんな能力を身につけたいのか、何が足りてないのかが言語化できていないのではないのか」と思い、言語化してみることにしました。

普段の自分の行動を細分化してみる

まず、普段の自分の仕事について、言語化してみました。

プレイヤーとしての私の大きな仕事は、大きく以下の5つです。
①関係部門への事実確認
②契約書・報告書などのドキュメント化
③口頭での報告や研修、交渉などの口頭での説明
④スケジュールを含む関係各所との調整
⑤ミーティングの仕切り

※マネージャー業務ということだと、ここにレビュー業務、チームビルディング、評価、採用などが入ってきます。

①を細分化してみると、何聞くか準備しないといけなくて、そのために論点がある程度わからないもいけなくて、見立ても立てられないとだめだな、質問もわかりやすく意図を伝えてシンプルじゃないとな。

ここから、質問力は、課題発見する力、論点を絞るための仮説を立てる力、想像力、わかりやすい質問をする力で構成されてるんだなと。

②の業務自体を細分化すると、読み手に伝わる文章を書かないといけなくて、それはだれがどういう状況で何を目的に読むのか把握しておかないといけないし、いつまでに提出しないといけないのか把握しておかないといけないよなとなります。

とすると、論理的に相手に伝わる文章を書く力、短くシンプルに書く力、相手の求めてるものを把握する力、正しい言語の用法で書く力、スケジュール調整力などが必要だなというわけです。

自分の業務を細分化して、課題や必要な能力を、自分の理解しやすい言葉にしてみると、課題感が浮き上がってくるかなと思います。

課題が言語化されたら、あとはひたすらインプットとアウトプットを繰り返していきましょう。

インプットは真似から入る

私は、インプットは読書と先輩たちの真似をしています。

課題だと思ったことが言語化できたら、そのフレーズでAmazonで本を検索して、良さげな本があれば購入して、ばーっと読んでしまいます。
使えそうなところに線を引き、付箋を貼って、読み返したりもします。

真似という点ですが、何度か転職していることもあり、過去の先輩や上司が事業部とやりとりしている内容を把握して、真似するようにしています。
上司と同席するミーティングがあれば、真似したいところをメモして残しています。
上司から指摘を受けた点は、次回から直すべきところなので、これもメモして残しています。
他部門との調整の仕方とかも、よく真似をしています。

アウトプットを意識して、自分だったらどうするかまで考えて、インプットして、真似をする。

読書も結局は他人の真似なので、真似が大切。
守破離の、守ですね。
破と離は、真似ができてから。
基礎基本が大切。

アウトプットの答え合わせをする

私はできるだけ自分のアウトプットにコメントをもらうようにしています。

リサーチや考えたことを、上司に当てて、方向性が合ってるか、追加で確認すべきところがないかを細かく相談しています。

顧問の弁護士に当ててみて、答え合わせをするようにもしています。

また、毎月の振り返りや1on1の中で、課題に思ってる点をお話して、フィードバックをもらうようにしています。

自分一人で振り返るには限界もあるので、周りの力を借りることが大切だと思っています。

相手を知り、自分を知ってもらう

ポータブルスキルは磨き続けるもので、終わりはありません。

その時、その場所で必要なスキルを磨き続けることになるので、焦らず、今の自分にとって必要は力を身につけていくのが、仕事をしやすくする上でとても大切なことではないかなと思います。

さいごにですが、私は仕事をしやすくする上で、スキル面以外に大切なこともあるように思います。

相手のことを知り、自分のことを知ってもらうことです。

何も知らない人より、お互いに性格や業務の内容を知ってる人の方が絶対に仕事しやすいはずです。

私は少し時間がかかっても、はじましての方からの相談を受ける時には、打ち合わせをできるだけするようにしています。少しでも相手のことを知りたいからです。

話していると、色んなことが出てくるので、打ち合わせして意味なかったなということは、ほぼありませんしね。

もし仕事がやりにくいなと思ってる方は、まずは目の前の人のことを知り、自分のことを知ってもらうことから始めてみるといいのかもな思います。

結局、人と一緒に働いている以上、コミュニケーション力が一番大切なのかもしれませんね。

これからもスキルと専門性を磨いていきたいと思います。

-おわり-

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