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君はどんなことやりたいんだい?

私は、IT企業で法務担当している弁護士です。
今日は、私が尊敬している方との会話から、少しお話をしたいと思います。

私の尊敬している彼は、上場企業の役員もやられていたような経営のプロです。

いつも、たわいもない、雑談をさせてもらっています。
新しいことが大好きで、好奇心も旺盛で、お話しするといつも元気をもらいます。
大好きな人生の大先輩です。

お金の話、社会の話、事業の話など、いつも話は多岐にわたります。

少し前にお話させてもらった時も、M &Aの後のPMIにおける経営の話、課題ドリブンだけではなくテクノロジー自体から社会が変わっていくというお話、お金を事業の起点にしていると新しい取り組みに歩みやすいというお話、銀行業のお話、農業のお話などなど…話がつきませんでした。

その中で、私のキャリアの話を少しさせてもらい
マネージャー、責任者、役員になりたい、お金持ちになりたいなどと言っていると、彼は、ふと次の言葉をかけてくれました。

「まだ若いし、上を目指していくのはいいと思う。役員も人生で一回経験したほうがいいと思う。結局、よっしーは何やりたいんだい?」

ずっと考えてきているつもりだけど、全然しっくりきていない。
今は経営者の右腕になれるような人でありたいとスキル面的なところが強かったり、お金は苦労しないくらいに稼ぎたいとの思いがあったりするとお話をさせてもらいました。

その後、彼は私に、実は、チャレンジしたいことがあるんだというお話をしてくれました。
私がどうしてですか?と彼に尋ねると、

「人の役に立ちてーじゃんよ!

と、にこやかにお話をしてくれました。

この時、私は鳥肌が立ち、本当に心が震えました。

彼は、「人生いつからでもチャレンジできるとかいうけど、やっぱり年齢的なことも体力的なこともあるよな…だからこそ、はやいに越したことないんだよ。」といっていました。

新しいチャレンジには、新しい勉強も必要、時間もかかる、お金もかかる、体力も必要という中で、彼はそれもわかった上で自分のこれからの人生をどう楽しめるかを真剣に考えている。

自分がビジネスの世界に飛び込んで、メーカー・IT企業と働き、モノづくり・プロダクト作りに関われることが面白いと思っていた話をさせてもらうと、、、

彼は、「やっぱりモノづくりはいいよな。人に感動与えられるもんな。感動与えるって、やっぱり大切なんだよ。」といっていました。

その後、私が、「実は帽子作ってみたいんですよね。。。」
みたいな話をすると、「いいんじゃないか?政治家の麻生さんも帽子かぶってるし。あの人の帽子かっこいいんだよな。かっこいい帽子とかニーズあるだろ。なんで日本人は、帽子被らないんだろうな。イタリアとかやっぱりファッションが進んでるんだよな。」といつものように話を広げていってくれて、いつものように楽しくお話をさせてもらいました。

私は、感動を与えられるモノや場所に関わっていたいし、自分が感動したり、面白いと思うものを人と一緒に作っていきたいと思います。
私は、生涯、人生を面白がりながら、人の役に立ち、社会の役に立っていたいと思います。

「君は、どんなことやりたいんだい?」

今日はここでおわり。

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