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コピー本ってコスパ悪いのよ!

頑張って作ったコピー本が完売しました。
以前蒲田の町おこしイベントに応募して落選したものを練り直して本にしました。

コピー本とは何ぞやという方に向けての説明ですが、コピー本はコピー機(お店でもご家庭でも)を使って印刷し、手で製本する本になります。自作の漫画やレシピ、小説など内容は様々ですが私は小説の本を作りました。
手で製本するため仕上がりはまちまち。
それが味が合って良いという向きも。

沢山刷っても値段は変わらないため、少部数(10部以下)作りたい人や印刷所に頼んだらハイコストな紙を使いたい、手作りで製本をしたい!面倒くさい装丁をしたい!(どうしても)という熱意のある方に向いている方法であります。

私は一番最初に作った本だし、エブリスタで全文読めるんだから売れやしないだろうと高をくくってコピーで20部ほど作りました。
表紙はレザックという特殊紙(メルカリでめっちゃ安く買えた1枚2円くらい)を使いフルカラー。遊び紙も入れました。
中身はセブンイレブンのコピー機で製本印刷。
特殊紙でカラーコピーしたからはがれやすいので、全部にビニールカバーを付けて……

ぶっちゃけ売価200円ですが、めっちゃ赤字。(完売したから言うけど)

喜んでもらえるのは嬉しいけど売れてもマイナス。
なんだか複雑な気分です。(しかも80部も売れたww)

本当、読んでくださる方と作品に対する愛が無いと作れません。マジで。

値上げしようかなと思ったのですが、薄い本だし何だか申し訳ない気もするので増刷分を印刷所へ頼むことにしました。
おまけに付けていたショートストーリー分ページ数を増量してもお値段変わらず200円でご提供!

安い~

ってどこかの通販番組じゃないんですから!

心臓に悪いんで沢山は刷りませんが、赤にならない程度に増刷します。
(印刷所で刷った方が少部数でも(コピーより断然)安くなるんですよね。とりあえず赤字は抜けます)

文学フリマ福岡に持っていきますので、よかったら手に取ってくださると嬉しいです。

B6判 30P 200円。
中身増量してもお値段そのままです!

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