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【内観ネタ】買ったはいいものの読むのが辛かったから、放置しているエッセイ本の話

ちょっと前の記事でも書いた通り、去年から今年にかけて本を読むようにしている。

そして手を付けた本には出来るだけ感想を書こうと思っているが、ためらっている本がある。自腹で買った本だから好きに感想を書いていいじゃないか?と思うが、知っている人の配偶者さんが書かれた本で、しかもちょっと読むのが辛かった話は公には書きづらい。
しかし読んでいてモヤモヤしたし、お金を払って買ったのにと思う憤りも感じたので、どうしても読めなくて挫折してしまったので書き残しておこうと思う。(別に金返せ!とは思わないし、合う人もいると思うので著者名や作品タイトルは出しません)

ちなみに小説は気分が乗らないと本を開くまでに時間がかかることがあるが、実用書やエッセイは大体読破できるし、割と早めに読めるタイプ(集中すれば1~2日で読了する)。そんな私が数ページで挫折してしまったエッセイがある。

エッセイって下手したら数十分で読み終えてしまうものもあるのに、脳が拒否反応を起こしてしまった。なので、どうして挫折したのか?を分析したいと思う。

良いところ>
・装丁が美しい
 写真も綺麗だし素敵なハードカバーの本だった。見た目美しい。

悪いところ>
・美しい装丁なりにお値段が高い。(2000円くらいか)
・ハードカバーで無駄に重い。
・何を言いたいのかが分からない
・あんた誰?感が強い(唐突に始まる自分語りで入り込めない)
・字数が少ない(なのに高い)

あ、悪いところが多すぎる。
これを書いていて気付いたことがあるのだが、エッセイは特に書いた本人の人となりが分からないとつまらない。
自己紹介もなく、年齢も家族構成も(これは読んでいけば出てきそうではあるがその前に挫折した)普段どんなことをして過ごしているのかも良く分からず(メルマガは発行されているそうなので、その読者なら普段の活動もご存じなのでしょう)おそらくメルマガ読者向けの本だったんだろうなと推察。

突然始まる独り言に延々付き合わされ文章からスタートし、ライフスタイルの美しさやスピリチュアルな展開のみに終始。
とてもついていけないと思って序盤で本を閉じました。辛すぎる。そんなに仲の良いわけじゃない友達の一人語りに付き合わされたような文章を「ライフスタイルエッセイ」と称して売られているのはいかがなものかと、思った次第でした。

ここまで合わなかった理由を書いたのですが、この本を挫折した理由を自分がエッセイを書きたい!と思った時に参考にできると思えば、反面教師的な書だし、全く役に立たなかったとは思いません。

こんな文章で商業出版できるんだという嫉妬が混じっていたこともあるでしょう。私は小さい人間だなあとつくづく思いました。(本って誰が書いているっていうのが大事なところもありますし)

ともあれ久しぶりに「脳が拒否をする本」に出会ってしまったため、内観ネタとして残しておこうと思います。


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