見出し画像

【#レイクスなかのひと】最短B1復帰へ、熱狂のホームコートアドバンテージを作る!

滋賀レイクスには選手だけでなく、魅力的な個性を持ったスタッフ、通称「なかのひと」が数多く在籍しています。仕事に対する熱い想いや考えを紹介する事で、レイクスの違った一面も知ってもらいたい、より身近に感じていただきたいとの願いを込めて、【#レイクスなかのひと】をスタートします。

初回はアリーナエンターテイメント部の部長、米谷 仁誼さん。興行の最前線で「唯一無二のスポーツエンターテイメント」を追求する米谷さんに仕事内容やこれまでのキャリアについて話を聞きました。

滋賀レイクスで働くことに興味がある方は、ぜひこちらの求人情報をご覧ください!

米谷 仁誼(まいや まさよし)
アリーナエンターテイメント部 部長

宮城県仙台市出身。
2016年4月にインターン生として入社し、翌年7月に正社員に。以後、スポーツスポンサーシップ営業を担う「パートナー部」の一員として、パートナーシップ協賛の獲得や商材開発などに従事。22年3月からは、ホームゲーム運営を担う「アリーナエンターテイメント部」の部長に着任。安心安全にプロバスケットボール観戦を楽しんでもらう環境づくりを目指す。


-まず、自己紹介をお願いします。

出身は宮城県仙台市で、年齢は1995年10月生まれなので今年28歳になります。毎年、Bリーグの開幕時期に誕生日を迎えるのでバタバタしています。笑

地域に根差して活動してるクラブ、それを最も滋賀に感じた。

28歳にして、アリーナエンターテイメント部の部長を任される米谷さん

-レイクスに入社した経緯を教えてください

2年制のスポーツ専門学校に通っていた中で、様々なスポーツ業界でインターンに参加してきました。最終的には地元で働きたいと思っていたので、2年生のタイミングで仙台に戻って仙台89ERSでインターンを開始し、そのまま就職を目指していました。しかし、即戦力が求められる業界ということもあり新卒採用の枠が無かったため他のクラブを当たっていた中で滋賀レイクス(当時は滋賀レイクスターズ)も良いなと思っていて、当時の仙台の社長とレイクスの社長が知り合いだったという縁もあり紹介してもらいました。

-滋賀のどこに魅力を感じたのでしょうか

当時のスローガン「ONE FOR LAKES ALL FOR SHIGA~すべては滋賀のために~」がスッと入ってきて、バスケという競技だけじゃなくて地域に対して還元していくという部分が、自分のやりたい事と合致したんですよね。
高校3年生の時に楽天イーグルスが優勝(2013年)した瞬間、東北が1つになってるんじゃないかというくらいの盛り上がりを見て「スポーツの力は偉大だな」と感じたので、それをバスケでもやりたいなと思いました。地域に根差して活動してるクラブこそ魅力的で、それを最も滋賀に感じました。

入社当初は一年中、自転車で営業周り

インターンから入社後、スポンサー営業などでスポーツビジネスの現場経験を重ねた

-入社してからのキャリアは

最初は営業でした。入社前は営業の「え」の字も知らないくらいのレベルでしたが、仙台の時にお世話になっていた方が営業部長で、その方のマインドに影響を受けていたのと、これまでのインターンシップの経験を活かせると思い、最初は営業をやりたいと考えていました。

-入社時の面白エピソードがあれば教えてください

入社時の年齢が若すぎた(当時20歳)ので会社に同年代の人がおらず、営業車の保険が対象外でした。なので、当時の営業スタイルはもっぱら自転車。一年中、自転車で営業周りをしていました。真夏は汗まみれ、真冬は鼻水を垂らしながら営業に行き、同情して協賛をもらう事もありました。今思えばリアルに地域に根差した営業スタイルだったと思ってます。笑
当時の営業で協賛をもらった企業の中には、今も続けてもらってる企業もあります。

-パートナー部からアリーナエンターテイメント部への異動

最終的にスポーツビジネスで地域の盛り上げに貢献するという目標は今でも変わっていないのですが、その貢献の幅を広げるためには外に出て、別の業界を見る必要もあるのかなと思っていました。
漠然と新しいチャレンジがしたいなと考えていた時に、新B1リーグの構想や滋賀ダイハツアリーナのオープンに向けて、様々な課題がある中で運営体制を整えるための責任者になってほしいという話をもらいました。
色々と悩みましたが、最終的にはレイクスへの愛着が勝ったというか、もっとレイクスを良くしたい、滋賀を盛り上げたいという気持ちを持ってアリーナエンターテイメント部への異動を決めました。

スポーツとエンターテイメントを通じて人の心を動かしたい

アリーナエンタメ部が作る、滋賀レイクス自慢のオープニングパフォーマンス

-現在の仕事内容を教えてください

アリーナエンターテイメント部の仕事内容を一つに表現するのは難しいのですが、平たく言うと、安心安全にバスケットボール観戦を楽しんでもらう環境を作る部署になります。バスケットボールの試合にエンターテイメント性を持たせて、スポーツとエンターテイメントを通じて心を動かすような体験を提供する事を一つのキーワードにしています。

-心を動かす体験とは具体的に

選手のプレーだけでなく、場内に仕掛けた様々な演出を通して「楽しさ」「感動」「ワクワク」を感じ取ってもらいたい、滋賀ダイハツアリーナに来て良かったなと思ってもらえるような体験をしてもらいたいと思っています。

-B2で迎える23-24シーズン、昨シーズンとの変化は

予算感で言うと厳しい状況です。しかし、お客さんの目に見えて分かる演出の部分や快適に過ごしていただけるようなホスピタリティ面はクオリティを落とさずに満足してもらう、そういった試行錯誤はオフシーズンから行っています。もちろんこれはレイクスだけで完結できることではないので、B2で最も魅力的な演出を目指すと同時に、Bリーグ内においても唯一無二となるために、協力会社の力も借りながら実現に向けて動いています。

滋賀の応援の魅力は「ブースターと一体になって生まれる熱狂空間」だと思っています。バスケットのエンターテイメントの最高峰はNBAで意識はしていますが、実際に現地の視察を10試合以上してみて、大事なのはそのまま真似ることではなく、地域の特色や来場いただける方の肌感に合わせて独自のアレンジを加える、うまく寄り添いながら「レイクスらしさ」「滋賀らしさ」を表現していきたいなと思います。

声出しで一体感を醸成し、アリーナの熱狂度をMAXに

2023年4月、4000人超の大観衆でスタンドが埋まった滋賀ダイハツアリーナ

-2023-24シーズンの演出で最も注目してほしいポイントは

今シーズンのテーマはホームコートアドバンテージです。最短でB1昇格という目標を達成するために、勝率が重要ですし、ホームゲームで負けるわけにはいかない。勝敗は直接コントロールできませんが、ある一部分ではコントロールできるとも考えていて、ホームアリーナを満員にして熱狂空間を作る、それで選手を後押しするという事をしっかりやっていきたいです。

-実際にそのアドバンテージを作るために

「声出し」「一体感」「熱狂度」の3つの軸で考えています。その中でも特に声出しですね。これはレイクスが築いてきた文化でもあるのですが、 今年3月の声出し解禁直後は、なかなか声が出しきれてない感覚がありました。コロナ禍で声が出せなかった環境下ではBGMが強めのサウンドを使わざるを得なかったのですが、今シーズンは思い切ってコロナ前に戻して、より声を出しやすい設計を議論しています。来場する皆さんには腹の底から声を出して、チームを後押ししてもらいたいです。

最短でB1に戻る為に、フロントも全力で

-10月から始まる新シーズンへ向けて、ブースターへ伝えたいことは

最短でB1に昇格という目標があるので、その目標に向かって団結というか一体感が生まれる応援や会場作っていきたいと思っています。滋賀レイクスの15年の歴史の蓄積は大切に、しかし歩みを止めることなくより良い観戦環境を整えながら、色んな人と「滋賀レイクス」を作っていきたいので、ぜひ滋賀ダイハツアリーナへ足を運んでください。まずは10月14日と15日に行われるホーム開幕戦で、皆さんのご来場をお待ちしています!

2023-24シーズンのホーム開幕戦は10月14日(土)・15日(日)、滋賀ダイハツアリーナにライジングゼファー福岡を迎えて行われる。

滋賀レイクスオフィスの玄関にあるモニュメントの前で、ホーム開幕満員へ意気込む米谷さん

この記事が参加している募集

Bリーグ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?