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【誕生秘話】滋賀発ヒット企画「推しタオルルーレット」はどうして生まれた?|#レイクスなかのひと

こんにちは、滋賀レイクス広報室です。

2023-24シーズンの滋賀レイクスホームゲームも、3月30日(土)31日(日)のバンビシャス奈良戦を含めて残り4試合となりました。(もちろん、その先の日本生命B2プレーオフもホーム開催する気まんまんですが)
今シーズンのレイクスホームでは、オリジナル企画である「推しタオルルーレット」が話題になっています。デーゲーム開催時、ルーレットで決まった選手と、その選手の推しタオルを持っているブースターが試合後に一緒に記念を撮る企画は、とても好評で最近は他クラブにも広がりを見せています。

この大ヒット企画はどのように生まれたのか?今回は実現に尽力したアリーナエンターテイメント担当の米谷仁誼さんと、グッズ担当の橋本翔さんにお話を聞きながら「推しタオルルーレット」誕生秘話に迫っていきたいと思います。


原点はホームコートアドバンテージ作り

観客席を埋め尽くす光景がお馴染みになった推しタオル

「推しタオルルーレット」のアイデアはどこから?

米谷(エンタメ担当)
今シーズンのホームゲーム興行のメインテーマが〝圧倒的なホームコートアドバンテージを作る〟という所でした。それを作るために、演出側としてどのような取り組みが必要かということを考えた時に、重要だと思ったアイテムが「タオル」でした。

もともとみんなでタオルを掲げる応援演出はあったのですが、これをもっと広げたいと考えたときに、「その推しの選手と一緒に写真が撮れる」「毎回誰に当たるかわからない」という要素を足したら、もっとタオルを持つ楽しみや意味が生まれるんじゃないかと思ったのが「推しタオルルーレット」の始まりでした。

企画誕生の背景とは少し違いますが、アリーナに車でお越しいただく方も多いので、試合後もアリーナに滞在してもらって、結果的に「分散退場」となって帰宅集中による混雑を緩和するのも大きな意図の一つですね。

橋本(グッズ担当)
アリーナエンターテイメント担当の米谷さんの持ち込み企画だったのですが、イベントの実施をイメージしたときに、シーズン開幕前に開催した公開練習時で山崎凜選手がブースターの皆さんに向かって「推しの選手は1人じゃなくていいんですよ!」という〝パワーフレーズ〟で挨拶したことが真っ先に思い浮かびました。新加入の山崎選手が「だから僕のウェルカムタオル(=新規加入選手の歓迎グッズ)も買ってね」と続けて訴えたので、その直後に会場グッズ売り場で残っていた山崎選手のタオルが完売したんです。
タオルを企画して販売するグッズ担当としても、この企画なら試合会場でタオルをお買い求めいただき、掲げてくださる方が増えるのではないかと考えました。また、選手について興味を持ってもらったり、知ってもらう良いきっかけになると思って賛同しました。

試合後の選手がコートに登場、多くのブースターに迎えられて一緒に記念撮影をする

どんな願いや想いが込められていますか?

橋本(グッズ担当)
推しタオルルーレットが新たな推し選手を見つけるるきっかけや、会場でタオルを掲げる楽しさを知ってもらうきっかけになり、結果的により多くの方にタオルを掲げていただければという願いと、初めての方やお子様にも
より多くのお客様に会場でタオルを掲げてもらい、最後までホームゲームの1日を楽しんでいただきたいという想いが込められています。

米谷(エンタメ担当)
まずは、企画の背景にあるように会場に来てくださるお客様と一緒に一体感を生み出して「ホームコートアドバンテージ」を作りたいという想いがあります。それに加えて、推し選手のタオルを掲げることで、選手にパワーを送ることができるのではないかという想いがありました。


ホームゲーム会場のグッズ売り場でも人気の推しタオルコーナー
100人以上の参加があることも珍しくなくなった撮影会


「大変だった、苦労した」ところはありますか?

橋本(グッズ担当)
ここだけの話…実はその日のルーレットで当たる選手というのは事前に決まっているんですが(笑)、当選の日にその選手のタオルの枚数を揃えておくことは少し大変でした。選手発表後に買っていただいた方もご参加いただけるので、ハーフタイムにグッズブースでお買い求めいただく方も毎試合いらっしゃいます。できるだけ多くの人に選手と一緒に写真を撮って欲しいという想いがあるので、せっかく買いに来てくれた方をがっかりさせないように、そこは意識して取り組んでいます。

米谷(エンタメ担当)
品数を用意するグッズ担当は大変だったと思いますが、演出としては思っていた以上に上手くいったなという印象があるので、大変だったポイントはあまりないです。
強いて言えば、苦労したポイントは ワクワクしてもらうための、ルーレット映像を、どういう効果音でどういうアニメーションで表現するかは頭を悩ましました。 効果音やジングルはリアルに50種類以上は聞きました。(笑)

他クラブからも一目置かれる企画に

シーズンも終盤に来て、企画に手応えは感じますか?

橋本(グッズ担当)
グッズ担当から見ると、タオルを購入してくださる方がかなり増え、アリーナ内でタオルを掲げてくださっている光景から手応えを感じています。
このイベントに参加したいということで、レイクスの試合を見に来てくださったり、次回も参加しようと思ってくださったりする方が増加したことがとても良かったと思います!
企画の面白さとして、「これは神イベントだ」と、他のクラブのブースターさんや、フロントスタッフを始めとする関係者の皆さんたちからも言って頂ける機会もあって、最近はさらに「手応え」を感じられています。
取り組んだことが新しく、面白い企画と言って頂けることもとても嬉しいです。
 

米谷(エンタメ担当)
かなり良かったと思います。クラブの売上にも繋がり、選手自身もファンが増えたことを実感できる、そしてお客様もタオルを掲げて写真を撮れることを楽しんでもらえるという皆が良い状況になっているのではないかと思います。

滋賀発の企画として、これからも続いて行きますか?

橋本(グッズ担当)
来シーズンのことはまだわかりませんが、仮に同じ形で継続しなかったとしてもこの企画は「レイクスの売り」になると思うので、また別の形でお楽しみ頂ける形は考えていきたいですし、やっていきたいと思います。

米谷(エンタメ担当)
まだまだタオルが足りないなと思っているので、僕としてはしばらくは続けていきたいと考えています!


「推しタオルルーレット」に参加いただいたファン・ブースターの皆さんへメッセージ

橋本(グッズ担当)
手探りで始めた企画でしたが、毎回たくさんの方に参加頂けて、先程お話ししたよう他クラブからも「羨ましい」とか「良いイベント」と言ってもらえるものになりました。聞いたところによると、選手たちも喜んでいるみたいですし。ご参加いただいた皆さん本当にありがとうございました。

米谷(エンタメ担当)
今後も楽しんで応援してもらうというところは継続して考えていきたいと思っています。滋賀レイクスのホームゲームの「価値」はこちらから見せるものだけでなく、ブースターの皆様ありきで出来上がるものであると考えているので、こういった企画にたくさんの方が参加して頂けることは本当に感謝しています。

フロントスタッフの沢山の想いと選手、ブースターの皆様を始めとした滋賀レイクスに関わる全ての方々が一体となって最後まで大きな「ホームアドバンテージ」を作っていきましょう!

推しタオルルーレットは、レギュラーシーズンのホームゲーム残り4試合でも実施予定です!

今後のホームゲームは

次のホームゲームは3月30日(土)31日(日)に滋賀ダイハツアリーナで開催するバンビシャス奈良戦です。

>>奈良戦のホームゲーム特設情報はこちら

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