嘉田由紀子に投票した滋賀県民有志@共同親権法案反対

私(たち)は、2019年7月の参議院議員選挙で市民と野党の統一候補として立候補した、無…

嘉田由紀子に投票した滋賀県民有志@共同親権法案反対

私(たち)は、2019年7月の参議院議員選挙で市民と野党の統一候補として立候補した、無所属の嘉田由紀子氏に投票した、291,072人のうちの一人です。共同親権法案反対の立場から、1票を投じてしまった責任として、嘉田由紀子氏の言動をチェックし発信するためのnoteです。

最近の記事

【検証】「一人親世帯は虐待リスクが高い」は統計的裏付けがあるのか?

 今朝5月6日、TOKYO MX「堀潤モーニングFLAG」で激論サミット「日本の"共同親権"どうあるべき?」が放映されました。番組に出演した衆議院議員の柴山昌彦氏の発言中、嘉田由紀子氏がいつも言っているのと同じ「一人親世帯は虐待リスクが高い」があり、気になったので書いてみることにします。  柴山氏の発言全体は「ありしん@共同親権反対です」さんがさっそくnoteにしてくださっています。   柴山氏の具体的な発言内容は、前後の文脈も含めて以下のとおりです(協調は引用者による)。

    • 国会議事録に「実子誘拐ビジネス」という言葉を刻んでしまった唯一の国会議員、嘉田由紀子氏

       何だかもうサムネつくるのも嫌になってきたのでサムネ無しにします。ていうか、嘉田由紀子氏の言動をウォッチすると言ってみたもものの、ホドホドにしないと心病みそうです。  前の投稿の最後で、嘉田由紀子氏が2023年2月の【有本香チャンネル】に出演した際に、池田良子『実子誘拐ビジネスの闇』(飛鳥新社、2021年)という本を持参していたということを書きました。こんな帯がついている本ですよ。嘉田氏は2019年7月の参議院議員選挙で、安倍政権と対峙するために、市民と野党統一候補として支援

      • 【検証】嘉田由紀子氏の困難女性支援法反対②

         2023年2月に【有本香チャンネル】に出演した嘉田由紀子氏の話の続きです。有本香氏と言えば、この前の東京15区選挙報道で知ったのですが、百田尚樹氏と河村たかし氏が代表を務める日本保守党の事務総長なんですね。  さて、嘉田氏が番組内で困難女性支援法に反対した理由として語っていた内容は、2022年4月に自分のブログで述べているのと概ね同じでした。   嘉田氏はここで、資料を2点示して次のように書いています。  これらを根拠に「男性の被害者や困難者も増えている」のだから、憲

        • 【検証】嘉田由紀子氏の困難女性支援法反対①

           2023年2月7日、嘉田由紀子氏は、【有本香Channel】に困難女性支援法に反対した国会議員として出演しました。【有本香Channel】がどういうチャンネルかは、例えば嘉田由紀子氏が出演する2ヶ月前の番組のタイトルが「国会での杉田水脈政務官イジメをただちにヤめよ! その背景にあるものとは?」であることなどからご推察ください。  フルバージョンではないようですが、YouTubeでも見られます。  ここで嘉田由紀子氏が誇らしげに語っていた困難女性支援法に反対した理由につい

        【検証】「一人親世帯は虐待リスクが高い」は統計的裏付けがあるのか?

          【検証】嘉田由紀子氏の決まり文句「4人に1人の子どもが親の離婚に直面」

           2024年4月15日、参議院決算委員会で質疑に立った嘉田由紀子氏は、持ち時間の全てを使って共同親権の質疑を行いました。その全体の文字起こしは下記のnoteにあります。  この投稿では、嘉田氏が冒頭に述べている、「父母の離婚に直面する未成年の子どもさん毎年20万人近くになっております。今75万人ほどしか生まれないわけですから、4人に1人が親の離婚に直面する」という部分について検証してみます。なお、これは、国会質疑、挨拶、講演、FB投稿などあらゆるところで決まり文句のように言

          【検証】嘉田由紀子氏の決まり文句「4人に1人の子どもが親の離婚に直面」

          家族法勉強会実行委員会主催の院内勉強会(2023年2月3日)での嘉田由紀子氏の発言

           法制審家族法制部会は2022年11月15日、「家族法制の見直しに関する中間試案」を公表し、同年12月6日よりパブリックコメントが実施されていました(2023年2月18日まで)。  そのようなタイミングで、2023年2月3日、衆議院議員会館で開催された「院内勉強会・原則共同親権で救う子供の幸福とDVを考える!」に国会議員として参加した嘉田由紀子氏が4分ほどの挨拶を行った動画がありましたので、文字起こしをしました。  主催団体は家族法勉強会実行委員会とありますが詳細情報不明で、

          家族法勉強会実行委員会主催の院内勉強会(2023年2月3日)での嘉田由紀子氏の発言

          noteはじめます

           私(たち)は、2019年7月の参議院議員選挙で市民と野党の統一候補として立候補した、無所属の嘉田由紀子氏に投票した、291,072人のうちの一人です。現在国会で審議されている民法「改正」案(共同親権法案)および嘉田氏が推進する離婚後共同親権義務化に反対の立場です。  当時の選挙公報には、( )書きの扱いですが「離婚後の両親親権や扶養費支払いの義務化」と書かれており、そのことで落選運動も展開されましたが、私(たち)はその危険性に気づくことができず(あるいは気づいていても目をつ