風死す、頭蓋を砕く骨上げ

骨壺に収めるためにお骨を砕く瞬間、何だかドキッとしたことを覚えています。正にあれは、心に吹いていた風がぴたりと止んだ瞬間でもあったように思います。背景に、焼け付くような強い陽射しが立ち昇りました。
#100文字俳句鑑賞 #○○句集 #ミテイナリコさん

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