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ニュー福祉定期貯金は母子家庭にメリットあるって本当?

通常よりも高い金利が適用される定期貯金が、ゆうちょ銀行の貯金のひとつ、ニュー福祉定期貯金です。

障害基礎年金や遺族基礎年金を受け取っているなどの条件を満たせば、ニュー福祉定期貯金を利用することができます。

対象となる年金制度の受給資格を持っていない大正15年4月1日以前に生まれの在日外国人も、預入可能です。

ニュー定期福祉預金のメリットは?

ニュー福祉定期預金のメリットは大きく2つあります。

金利がいい

条件を満たす人が、ニュー福祉定期貯金を利用した場合に発生するメリットは、一般向けの1年もの定期貯金の金利に年0.1%が上乗せされた金利が適用されることです。

1年ものの定期貯金の金利は、0.002%などとても低い状態が続いています。預けていても殆どお金が増えない状態が続く中、0.1%の金利が上乗せされるというのは大きなメリットといえるでしょう。

1000円から利用できる

もう一つ、ニュー福祉定期貯金の大きなメリットとなるのが、1,000円から気軽に利用できることです。

ニュー福祉定期貯金を利用できる資格を持っていても、定期貯金をする程のお金がないと悩む人もいるでしょう。

しかし、最少金額は1,000円から、さらに金額は1,000円単位で決めることができるニュー福祉定期貯金であれば、気軽に利用をすることができます。ただ、利用限度額は1人300万円までとなっています。

ニュー福祉定期貯金を利用する場合でも、ゆうちょ銀行自体が設定している定期貯金の利用限度額1,300万円という上限は変わりません。

1,300万円分の定期貯金がある人は、そのうち300万円分をニュー福祉定期貯金にまわすという形になります。

ニュー福祉定期預金は預け入れ期間が短い

そんなニュー福祉定期貯金の預入期間は1年のみです。1年を経過すると、利子を上乗せした金額が払い戻しされます。

払い戻しの手続きが面倒という場合は、満期振替預入の取扱いを希望しておくことで、払い戻し金額を自動的に普通預金に振り替えて貰えるようになります。

折角ニュー福祉定期貯金を利用するのであれば、自動継続していきたいと考える人もいますが、自動継続を行うことはできません。

ニュー福祉定期貯金を利用するためには、預入申込書や印鑑、本人確認書類や通帳以外に、対象者であることを証明する書類の準備も必要です。そのため、申し込みに少し手間がかかることになりますが、その分高い金利が適用されるなどのメリットが発生することになります。

当面使うことがないお金がある、少しでも条件が良い形で預けておきたいという場合は、ニュー福祉定期貯金の対象にならないか確認してみると良いでしょう。

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