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日本を出てから25年が過ぎた夏の終わりに思う

うんとギリギリ駆け込み乗車で獅子座の私。自分の誕生日が過ぎると、これで夏も終わったなと毎年思います。

1998年の8月の終わりに札幌からモントリールに来て、丸25年が過ぎてしまいました。

25年経った今でも、写真に写る自分は、私の気のせいかな、まるでフォトショップで後から貼り付けたもののように浮いて見えます。

たとえお気に入りのモントリオール製ワンピを着てたとしても。

お気に入りの古着ワンピース、10年前くらいに$6で購入。80~90年代に存在したローカルブランドらしい。有名だったとか、そういうのは、全くわかりません。きっと、おばあちゃんになっても着てることでしょう。写真はついこの前のケベックシティー旅行にて撮影。


Montréal, Canadaと書いてあるのが、私にとっては貴重におもえます。両サイドについてるポケットの形がユニーク。


もしここでないどこかにいたとして、もしそれが日本だったとして、さらに日本で流行りの服を身に纏っていたとしても、この妙な、自分が背景から浮いてるような感覚はきっと変わらないことでしょう。

自分の居場所はここなのか、どこなのか、情けないかな、こんな年になっても、いまだに模索中なんです。

ここでないどこかなんてきっとないのでしょうけど。

今思うと、25年前の自分は、あまりにも無防備で、無計画で、無責任で、何も考えてなかった。(今もあまり変わってないかもだけど汗) 2−3年で勉強を終えたら、どこか別のところにいるだろうと思ってたかもしれません。25年後も同じ街にいるなんて意識にもなかったと思います。

それにも関わらず、なんでかな、今だにしぶとく生きてるというか、生かされてるというか、生かせてもらってるというか。

いろいろ矛盾してる自分。
意外に長生きしてる。
運と縁に感謝するしかありません。

自分用誕生日ケーキ

値段が高いからという理由で、普段あまり利用しない近所のパン屋へ行ってみたら、ショートケーキがありました!感動。すごくおいしい。とても当たり!18cmくらいサイズで$25。意外と良心的なお値段。
Boulangerie Jarry オススメ。




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