アイドルによるアイドル考察:推しメン以外との関係性はどうあるべき?
こんばんは!
LoveCherishの赤色担当、志田千鶴です🌺
2月8日(木)に開催される新宿BLAZEワンマンに向けて、毎週noteを投稿していく企画!
先週の投稿では、10日に開催された私の生誕祭について綴りました。
この生誕祭で、「愛の最大値」に関することとは別に、強く感じた喜びがもう1つありました。
今週のnoteでは、その喜びついて書いていきたいと思います。
まず、先日の生誕祭の集合写真をもう一度載せます。どかーん!
会場にいらっしゃる方ほぼ全員が、私の担当カラーである赤いペンライトを振って下さっています。
なんて幸せな景色なんだ😭😭😭
この写真をよーーーく拡大して見てみると、
前の方で赤いペンライトを掲げて下さってるのはちづる推しである「つるんちゅ」の方々なのですが、
中央〜後方にかけては、ちづる推しじゃない方が赤いペンライトを持ってくれてる様子も伺えるんです!!!😭
え!そこのあなた、私のところにほとんどお話しにきたことないよね…?
ちょっとちょっと!君って推しメン以外眼中にないタイプだと思ってた…
みたいな方まで!!!赤サイを振って下さっている!!!泣
私の生誕祭という一年に一度の特別な空間を、「つるんちゅ」以外の方も楽しんで下さって、本当に嬉しかった!
こういう特別なイベントを除けば、普段は「つるんちゅ」と一番に向き合いながらライブ活動を続けています。
だってアイドルって、地下であろうと地上であろうと、J-popであろうとK-popであろうと、
「推しメン制度」
があるじゃないですか。
日本のアイドルだったら◯◯推し、
K-popだったら◯◯ペン、
旧ジャニーズだったら◯◯担など…
ジャンルによって言葉は違うけれど、割とどのアイドルにも共通して存在する文化だと思います。
例えばよりメジャーなアイドルであれば、同じグループに推しメンが複数いたり、頻繁に「推し変」したり、そもそも特定の推しメンが不在の「箱推し」だったり…なんてことも多く、
「推しメン制度」が比較的緩い気がするのですが。
それと比べて、アイドルからの認知がもらいやすい地下アイドル界隈においては、この「推しメン制度」がとても根強いと思います。
私が日々の活動でファンの方と関わっていく中でも、「1人の子を推しメンに決めたら貫き通すぜ!」というような真っ直ぐなスタンスで応援して下さる方が多いと感じます。
同じグループ内に複数人推しメンがいる方も、それが3人以上の場合はほとんどなくて、自然と優先順位が生まれているのではないでしょうか。
私は地下アイドルの世界での「推しメン制度」はとても素晴らしいものだと思っていて、
アイドルとしての視点では、自己肯定感を格段に上げ、大きな存在意義を与えてもらえるという点で、活動における絶対的なモチベーションです。
ファンの方の視点からも、特定のアイドルと特別な関係を築けることが応援のモチベーションに繋がるのではないでしょうか。
この「推しメン制度」があるからこそ、地下アイドルの世界が絶えず盛り上がりを見せているのだと思います。
しかし!!!
「推しメン制度」の根強さ故に、地下アイドル界ではなかなか注目されない秘密の関係…
それが、
「推しメン以外のメンバーとの関係性」。
アイドルの視点で捉えるならば、
「自分推し以外のファンの方のとの関係性」。
直接気持ちを伝えられる機会は少ないけど、日頃から同じ時間・空間を共有し合っている、不思議な関係性だなぁと思います。
この斜め矢印で結ばれた関係の在り方って、事務所やグループによって、またはメンバーやファンの方のスタンスによって、結構違いがあると思うんですよね。
どういうスタンスで居ることが正解なのか?
私の今現在のポリシーはこれです。
「アイドル側が『推しメン制度』で結ばれた2人の世界を邪魔してはいけない」
wwwwwww
格好つけた表現になってしまいました。笑わないで下さい()
これはあくまで、志田千鶴としてのスタンスの話なのですが!!!
何故この結論に辿り着いたかと言うと。
自分推しのファンの方に出会って応援してもらうことって本当に簡単なことではなくて、その子の生まれ持った才能や長い間積み重ねた努力が導いた奇跡だと思うんですよね。
パフォーマンスやビジュアルの向上に努めたとか、フライヤー配りなどをきっかけに出会ったとか、ファンの方が喜んでくれるように日々創意工夫を凝らしたとか。
メンバーの才能や努力なしでは築かれることのなかった奇跡の関係を、グループの一員として大切にしたいから、その邪魔をしてしまうことは絶対にしたくないと思っています。
でもこの塩梅ってめちゃくちゃ難しくて、アイドル的にはそりゃあグループのファンの方全員に愛着を持っているから仲良くしたいし、ファンの方にとっても推しメン以外と良好な関係を築けてるに越したことはないですよね。
だから、あくまで「結ばれた関係を壊さない」程度に、
例えるならば同じクラスのカップルを遠巻きでニコニコ眺めながら応援している感覚(中高6年間女子校ワイ、想像の範疇で涙)で、自分推し以外のファンの方との関係性を構築するようにしています。^^
(これが「別のグループ」の場合は、アイドル同士れっきとしたライバルなのでまた話が変わって来るはずです!グループを大きくするためには1人でも多くの方に応援してもらわなきゃいけないから、他グループのファンの方にも興味を持っていただけるよう積極的に行動を起こさなければいけないと思います。やりすぎには要注意ですけどね!)
だけど、アイドル現場は決して「自分と推しメンだけの世界」だけではないと思うんです。
例えそれが理想であっても、現実は違う。
推しメン以外のメンバーも必然的に視界に入るし、目立つパートを歌ってる子がいたら視線がいってしまうし。
他にも、現場の雰囲気とか、運営の方向性とか、避けては通れないものが沢山存在しますよね。
だから根強い「推しメン制度」に反して、「そのグループ自体が好きかどうか」も現場に通う上でのモチベーションに関わってくると思うんです。
これはいわゆる「箱推し」的な要素と呼べるのかな。
普通、「箱推し」と「単推し」って、相反する推し方を表す言葉として使われることが多いと思うのですが、
これって決して二者択一じゃなくて、「単推し」の中にも「箱推し」の気持ちが少なからずあると思うんです。その度合いには個人差があれど。
だからアイドル側も、自分が居るグループを選んで下さっているファンの方には、箱推し寄りであろうとゴリゴリの単推しであろうと、全員に愛着が湧くと思うんです。
うん。シンプルに興味持っちゃうよね。www
だって、直接話す時間が少なくても、日頃から同じ時間・空間を共有し合っている関係なんだもん!!!
何ならつるんちゅ以外のツイートも毎日チェックしてるし、へぇーこの人はうちのメンバーのこういうところが好きなんだ。現場にいない時間はこんな日常を送っているんだ。うち以外にはこういう現場に通っているんだ。()みたいなこと毎日見てます()
でも自分推し以外の方にも愛着を抱いてるのって絶対私だけじゃなくて!
ファンの方とのエピソードについて楽屋で盛り上がったり、時に私より私推しの方のことを知っていたりすることもあるから、やっぱり同じ空間を日々共有し合っている仲間として、メンバーみんな大切に想っています。
だからさ、むしろ自分推し以外の方にも「そっちは私のことどう思ってるわけ〜!?」と聞きたくなることがあるんだよ!!!
私は君らの生態にす〜っごい興味あるけど、君は!?!?うんうん君はやっぱり推しメンにしか眼中にないよね!!!そうだよね!!!私はその2人の関係が一番大切だと思うから私のこと考える暇があったら推しメンへの愛を語れ!!!チェキを撮れ!!!いやでも正直私のことどう思ってるのか聞きたい!!!だっていつもライブやSNSで見ててくれてるでしょ!?何が良くて、何が足りないのか、この曲のこのパートが好きだよとか!!!私ともチェキを沢山撮ってほしい、私に推し変して欲しい、なんて傲慢なことは全く思ってないから、大切な仲間の1人として興味を持ってることは許して!!!!!
…みたいな気持ちで実は日々活動していますね。はい。😄
むしろこちらの気持ちの方が強いのでは無いか???とさえ思ってしまいますね。www
これ共感するアイドルさん結構いるんじゃないかなぁ。自分のところにはお話に来ないファンの方にも愛着があって、メンバーと話題にすることも多いけど、あちらは推しメンに一途なので、もはや片想い(?)みたいな感覚に陥ってしまうみたいな。www
だから、生誕祭で自分推しじゃない方も赤いペンライトを灯して楽しんで下さっていた時、めちゃくちゃ嬉しかったんだぁ🥹
わぁ、やっぱり私のことも大切に想ってくれてるんだぁって。
この人にとって私は、決して足を運ぶきっかけや目的ではなくても、日々の生活を彩るアイドルの一人なのかもしれないなぁって。
普段はどうしても自分推しの方と向き合うことに精一杯になってしまうけれど、
一年に一度の祭典で、自分が思っている以上に沢山の方が背中を押して下さっていることに気付くことができて本当に嬉しかったです。
つるんちゅも、つるんちゅ以外も、幸せな気持ちにさせてくれて本当にありがとう!
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