シド

詩やショートストーリー等々書いてます

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最近の記事

寂しさを越え

私はあなたにすがったりはしない 同じ気持ち 同じ季節を巡って もう10年が経つ 向かう道はただ一つ これから先の果て 例え離れ離れになっても 最期の時まで傍に居る

    • 海底

      海底の その下の 深海まで 僕は段々と 沈んでいく もう太陽の光は届かないよ ねぇ母さん 魚達が 折角縫ってくれた服をつまむんだ 痛い感覚も無くなってきた 大きな深海の魚に 僕は丸呑みされた

      • コズミックノイズ

        宇宙雑音 僕は聞いた事ない 地上で聞こえるのは 騒音だけ 届かないよ 君にだけ 僕の声が聞こえるだけでいい 他は要らない 雑音を消してくれ 君と僕だけ聞こえたら 天使の歌声に聞こえるよ

        • ワガママボディ

          どうにかして 痩せなきゃ 彼に不釣り合いな体型 コンプレックス抱えながら お腹のボテッとした 肉を恨めしそうに見て触ってる そのままでいいよ あなたはそう言ってくれるけれど 甘んじてはならない ダイエット 新たな自分を作り直す 運動量も増やした だが 体重計はマイナスにはならなかった ため息がつく 痩せなきゃ 彼に恥をかかせてしまう 道行く人々は決まって 不釣り合いな二人 親子?! デブ専?! 彼が恥をかいてしまう 何より自分が嫌になる 痩せて堂々と腕組みしたり 手繋ぎしたい

        寂しさを越え

          写真  

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          君と居る時 超嬉しくて 超楽しい 絶好調なんだよ ヤバイくらい

          遠吠え

          犬ころが ぎゃん ぎゃん 吠えている 俺は負け犬なんかじゃねぇ 俺は野良犬 野犬さ 媚びたりなんかしねぇよ 路地裏のバケツに 頭突っ込んで 食べられるのは食べてきた 何もない 何も持たない 時折酔っ払いの人間達に 蹴飛ばれそうでも 意地でも喰らいついた  明日なんか考えちゃないさ あるなんてことは確信できないから 今夜も吠える

          遠吠え

          君という名の花

          一輪手に入れた それはとても美しくて 華があった 僕みたいな その花は不釣り合いかもしれない 丁寧に優しく話しかける 暖かい陽射しが良く似合う そんな花だよ 黄色の花が とても似合ってて 部屋中を明るくさせた 1年草じゃ嫌だよ ずっと咲き続けてくれ と願い強く思ったよ

          君という名の花

          満月から 【朗読第二弾下手っぴ】

          かみかみの朗読第二弾 月夜を眺めて書いた詩です。 お耳汚しになりますが宜しくお願い致します

          満月から 【朗読第二弾下手っぴ】

          満月から 【朗読第二弾下手っぴ】

          残花 【朗読】下手っぴ

          初めての朗読になります。 棒読みですが宜しくお願い致します。

          残花 【朗読】下手っぴ

          残花 【朗読】下手っぴ

          どうしたの?

          どうしたの?

          私達は

          私達は認めて 初めての恋を知った この身に焦がれた 道行く人々 黄昏が街の灯が 透けて見えますように 同じ季節を 同じ空の下で 抱き合う二人 初めて愛しくて 涙が流れてきた 切なさが入り混じった この気持ち もっと 深く 深く あなたとの時間を過ごしたい

          笑顔

          笑顔にも何種類もあります 本来の笑顔 心からの笑顔 微笑み笑顔 愛想笑いの笑顔 作り笑い 全て「笑」が付いてる どんな笑でも 広角上げて 今日も笑おう 笑う者には福来たる

          今でも

          あなたが好きだから たくさんの 愛情と 勇気を 貰ったから もう楽になって欲しいけれど そうじゃない私も居る 最後の 「愛してる」 は私の宝物として 大切に心の中で留めてる

          会いに行くわ

          会いに行くわ 汽車に乗って いくつもの朝を迎えて 泣き疲れた 繋いだ 手と手離さないよう 季節が終わる前に あなたの空を 流れる雲を 深く眠る前に あなたを忘れないよう

          会いに行くわ

          私達は

          私達は一人ぼっちを認めて 初めての恋を知った 悲しいこと 嬉しいこと全て その身を焦がした